ちゃおチャオブログ

日々の連続

能登の春(2)白銀の富士。

機は浦安上空辺りで旋回し、大東京の上空を通り抜ける。
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早くも東京郊外だ。前方の黒い山は高尾山辺りか・・。
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奥多摩の先に富士山が見えてきた。手前の森は高尾だろう・・。
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秀麗な富士。段々近づいてくる。
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天気は良いのだが、空気に少し湿気があるのか、眼下の大東京も薄靄がかかっているようにしか見えない。機は千葉沖、デイズニーランド辺りの上空から旋回し、練馬上空から多摩川上空を飛行する。以前JALで小松空港へ飛んだ時は、丁度多摩川の真上を飛び、川筋も良く見えたし、高度もそれ程高くはなく、自宅のある小金井の辺りまで見えて、感激したが、今回は、その時よりも高度は高く、やや北側を飛行していて、直ぐにも奥多摩の峰に差し掛かった。

その峰の先に富士山が小さく見えてきた。今の季節、奥多摩の峰からは流石に雪も消えているが、前方の富士は五合目から上は今もなお真っ白に冠雪している。座席は事前にWeb予約していて、羽根の上を避けて、後部の28A.左側窓際の座席を予約したので、窓の外にばっちり富士が見える。富士山を見るのは飛行機に乗る楽しみの一つだ。長距離飛行だと、窓際の席からトイレに立つのは、隣席の人に迷惑になるが、1時間ほどの飛行であれば、トイレに立つ心配もない。尤も、今朝の機は空席が目立ち、前後左右には乗客もまばらで、全体でも半分程の乗客率だ。

窓際席を選択して正解だった。白銀の富士。夏の黒鉄も堂々として良いが、この雪化粧はまさに貴婦人の装いだ。均整の取れた真白の富士。神々しいの一語に尽きる。飛行の度にこの富士を何回見たことだろう。雲がかかって見えなかった時、座席が反対側になった時、がっかりし時も何回かあったが、日本の空に富士山あり。世界でも最も美しい山の一つに数えられるだろう。今回の旅行、この雪山の富士が見えただけでも、もう半分得した感じだ。富士さん、ありがとう!



手前の奥多摩連山の向こうに富士が鎮座している。
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白銀の富士。神々しい。
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眼下は多摩川の上流だろう・・。
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素晴らしき富士。これを見ただけでも、旅行価値が高まった。
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