ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南周遊(6)空中散歩、列島を横断し、瀬戸内へ。

かなりの雪山だが、今は富山上空辺りか・・
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今は岐阜から滋賀にかけての上空か・・。比良山系か・・
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ああ,漸く山岳地帯を抜けて、遠方に海も見える。
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これはどこの海だろう・・。琵琶湖か? とするとこの半島は高島?右が余呉湖?
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元気な頃は春の雪山を登ったことも数山あるが、今眼下に見ているようなこんな厳しい雪山は、自分の技量では到底無理だ。季節は春から秋にかけての夏山。飛行機は日本列島の脊梁地帯を横断しているが、中には見覚えのある山もあり、幾つかは既に登っている。特に先刻見えた木曽の御嶽さん、木曽の中乗さんには2回も登っていて、思い出深い山だが、残念なことに、自分が登った数年後、御嶽の火山が突然噴火して、多くの犠牲者を出したことはお気の毒だ。

9合目の山頂御嶽神社から山頂に鎮座する奥社までは殆ど平坦な登山道が700-800m程続いていて、左側斜面からは蒸気を噴き上げていたが、後でテレビ等で知ると、この部分が突然噴き上げたようだ。ここは実際賽の河原のような感じで、草木も生えず、避難シェルターも無く、辺りには身を隠す場所も無い。奥社の脊柱も爆風で倒されていて、噴火エネルギーの強さを感じさせたが、未だに不明の死体があることを思うと、祈らずにはいられない。

機は列島を横断し、一旦日本海側に出たようだ。岐阜、滋賀の辺りは列島も絞られていて、直ぐ先は日本海になっている。以前ソウルへ行った時は、ここから日本海の海岸沿いを南下し、天橋立宍道湖、大山なども良く見えたが、今回の上海は南方に位置していて、日本海から又列島の上空を飛び、瀬戸内海の上空を飛行する。離陸してから1時間ほどか、朝食の時間になり、食事サービスが始まる。自分はANAに乗る機会は少ないが、JALに劣らず見劣りのしないブランチだ。乗る前に少しつまみを食べた程度だったから、大変な御馳走だ。又朝からビールを飲めるのもうれしい。

食事が終わり、再び眼下に目をやると、既に瀬戸内上空。岡山から広島辺りの海岸線が見える。入り組んだ海岸線、沢山の河川が流れ込んでいるのは広島辺りか・・。ここからは見えないが、反対側の席からは瀬戸内の沢山の島々、日本のエーゲ海、それに四国の山並みも見えるに違いない。四国には石鎚山という西日本で一番高い山もあり、2月の今の季節では沢山の雪も被っているだろう。3月連休に登った時は8合目から上は雪山だった。

中国地方には名だたる山はなく、海岸線に目を凝らし、どこの都市の上空か推量するが、殆ど1-2回しか来たことのない町、想像も当たっていないに違いない。



ああ、日本海に出た。この白い帯は川か?
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奇麗な海だ、どこの湾だろう・・。
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朝食の時間になった。なかなか豪華だ。
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機は又列島上空だ。白い雪山は大山だろう。
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