昨日のNYDは約２％、５００ドルを越える上げ、NSDも１％、１５０ポイント以上の上げで、今朝の東証は当然爆発的に上がるかと期待していたが、期待は全く外れて、前場１００円以上の下げに見舞われる。が、午後になって持ち直し、最終的には１６０円高、３０，８５８円で終了。
午前の下値では３０，５００円台まで落ち、このまま行ったら３万円も割り込むかと心配が先に立ったが、今思うと、この３０，５５０円が今回波の下値になったのか・・。
昼時間、日銀植田総裁の会見があって、YCC,イールドカーブコントロールを従来の１％の上限を外し、もう少し自由にコントロールするとのアナウンスが功を奏したようだ。銀行金融株が軒並み上がり、東証全体を持ち挙げた。ANAの決算発表も好感され、半期で前年の約５倍、約１０００億円の利益を叩き出し、５期ぶりに復配を発表。JALもANA程ではないが、大幅な黒字を計上した。
今日の中国は上海、香港共に大幅に下げたが、東証先物は現在２００円以上上げていて、３１，１００円台を付けている。NYD,NSD共に先物は大きく続伸していて、明日の米国も大いに期待が持てる。東証、いよいよ明日から上昇相場に入り込む予感が大。
９年前のハロウィーンの今日、日銀の政策変更で、東証は大きく崩れたが、流石に植田さんはアコギな黒田とは大違い。頭がシャープだ。良いぞ植田さん、FRB元総裁バーナンキを凌駕してしてくれ。
昨日が衆院予算委で、今日は参院。後場の議会が中々開催されない。何と、柿沢未途が午前中に法務副大臣の辞表を出した、とのことだ。今日午前答弁するはずだったが、出席をすっぽかして、同時に辞表を出した。もめない訳がない。議員の資質を問われる問題だ。
１時間半も遅れて開催された冒頭一番、岸田は議場に陳謝していた。議場のカメラを通じての国民に陳謝していた。目がどうも虚ろだった。二人続けての副大臣辞任。心中も虚ろになっていたのだろう。
