江阴路には按摩店が２軒並んで競争している。
良く見ると按摩だけでなく散髪もしてくれるようだ。
出迎えてくれた阿秀さん。この店の正式名は「上海瞬間美麗美容屋」。
ホテルに戻って普陀山行のチケットを買おうとしたら、船会社まで行けと言われ、タクシーでやってきた。
高層ビルはこんなところの下町の中にある。
現地合弁の日立製のエレベーターに乗って１６階まで行く。
江阴（ジアンイン）通りに面した沢山のコオロギ店を眺めながら按摩店に行くと、入口で阿秀さんが待っていてくれた。大陸時間で遅れて行った訳ではないが、朝の内で客も無く、手持無沙汰に待っていたようだ。按摩が終わったら散髪もしたい、と言ったら、先に散髪をしてくれる。素人っぽいハサミ使いだが、丁寧に髪を切ってくれる。シャンプーもしてくれる。顔の髭は剃ってはくれなかったが、襟首とか、もみあげの部分は剃刀の歯を当ててくれる。これで４０元だから、約６００円。バンコクと大体同じ位の料金か。そうすると２年前大連のホテル大連賓館の中の床屋で８０元取られたが、あの時は倍の値段を請求されたのか・・。
頭がさっぱりしたところで全身マッサージ。最初のお客なのか、阿秀の腕に力が入って気持ちが良い。この店には７－８人の按摩師がいるが、先月最初に来た時この阿秀に当たって、それ以来阿秀を指名している。さっぱりしていて腕も良い。今回連続して上海に来た理由は、この阿秀のマッサージで当方の右膝の具合が良くなり、ひょっとして来月の岩手、早池峰の登山も仲間と一緒に参加できるのではないか、と大いに期待したからだった。
約1時間のフルマッサージ。終わった直後は膝の方も具合が良いが、暫らく時間が経ったり、少し長めに歩いたりすると又傷み出す。見ていると中国人の高齢者も足を引きずって歩いている人がかなりいるので、膝痛は日中共通の高齢者問題かも知れない。
ホテルまでは２－３分の距離であり、ホテルのツアーデスクと相談するが、６５０元、約1万円でホテル食事付きで往復できるのは魅力的ではあるが、その代わり、行って来い、で、他の都市は回れず単調だ。そこで個人旅行で行くことにし、フェリーのチケットを求めた所、自分でエージェントオフィスまで行って買って下さい、と言われる。まあ、時間もあるし、それも経験で良いだろう。
住所を紙に書いてもらい、そこまで行くがオフィスらしいのはない。広告も出ていない。そこには３０階建て以上の大きなビルがあるだけだ。タクシー運転手がメモを見て運んでくれたのだからここで間違いない筈だ。丁度その建物から出てきた人に聞くとここで間違いないと言う。住所を良く見ると１６楼１０号と出ている。何だ、このビルの１６階ということか・・。
１６階まで日立中国合弁会社のエレベーターで上って行くと、そこはオフィスというよりか、マンション様の雑居オフィスと言った感じで、スチールドアを押して部屋に入ると、中で中年のおばさんが一人でパソコンい向かっていた。あ、そうそう、パソコン・ネットに関しては、数年前レノボが世界のＩＢＭを買収したように、中国の方が日本よりも相当に普及していて、普通の人が普通のレベルでパソコン等を使いこなしている。このワンマンオフィスの中年ＯＬもそうだった。
少しばかり英語も通じ、明日の普陀山行チケットを２５６元で買い、半券がパソコンから打ち出されて、本日の業務は終了。明日８時の出発はここから近き南浦バスターミナルから出るとのことで、取り敢えず現場だけは見ておこうと、歩いてそこまで行く。南浦には上海旧市街と新界地区を結ぶ南浦大橋があり、バカ高く背の高い橋が黄埔江をまたいでいる。先月南京で揚子江にかかる大橋を見てきたが、あの南京大橋同様、目を瞠るような長大橋だ。中国の技術力はいつの間にか欧米日本と肩を並べ、遥かに追い抜いている感じであった。
頭がさっぱりしたところで全身マッサージ。最初のお客なのか、阿秀の腕に力が入って気持ちが良い。この店には７－８人の按摩師がいるが、先月最初に来た時この阿秀に当たって、それ以来阿秀を指名している。さっぱりしていて腕も良い。今回連続して上海に来た理由は、この阿秀のマッサージで当方の右膝の具合が良くなり、ひょっとして来月の岩手、早池峰の登山も仲間と一緒に参加できるのではないか、と大いに期待したからだった。
約1時間のフルマッサージ。終わった直後は膝の方も具合が良いが、暫らく時間が経ったり、少し長めに歩いたりすると又傷み出す。見ていると中国人の高齢者も足を引きずって歩いている人がかなりいるので、膝痛は日中共通の高齢者問題かも知れない。
ホテルまでは２－３分の距離であり、ホテルのツアーデスクと相談するが、６５０元、約1万円でホテル食事付きで往復できるのは魅力的ではあるが、その代わり、行って来い、で、他の都市は回れず単調だ。そこで個人旅行で行くことにし、フェリーのチケットを求めた所、自分でエージェントオフィスまで行って買って下さい、と言われる。まあ、時間もあるし、それも経験で良いだろう。
住所を紙に書いてもらい、そこまで行くがオフィスらしいのはない。広告も出ていない。そこには３０階建て以上の大きなビルがあるだけだ。タクシー運転手がメモを見て運んでくれたのだからここで間違いない筈だ。丁度その建物から出てきた人に聞くとここで間違いないと言う。住所を良く見ると１６楼１０号と出ている。何だ、このビルの１６階ということか・・。
１６階まで日立中国合弁会社のエレベーターで上って行くと、そこはオフィスというよりか、マンション様の雑居オフィスと言った感じで、スチールドアを押して部屋に入ると、中で中年のおばさんが一人でパソコンい向かっていた。あ、そうそう、パソコン・ネットに関しては、数年前レノボが世界のＩＢＭを買収したように、中国の方が日本よりも相当に普及していて、普通の人が普通のレベルでパソコン等を使いこなしている。このワンマンオフィスの中年ＯＬもそうだった。
少しばかり英語も通じ、明日の普陀山行チケットを２５６元で買い、半券がパソコンから打ち出されて、本日の業務は終了。明日８時の出発はここから近き南浦バスターミナルから出るとのことで、取り敢えず現場だけは見ておこうと、歩いてそこまで行く。南浦には上海旧市街と新界地区を結ぶ南浦大橋があり、バカ高く背の高い橋が黄埔江をまたいでいる。先月南京で揚子江にかかる大橋を見てきたが、あの南京大橋同様、目を瞠るような長大橋だ。中国の技術力はいつの間にか欧米日本と肩を並べ、遥かに追い抜いている感じであった。
１６階のフロアー。それらしい事務所はないが・・
張り紙の案内図でようやく事務所が判明した。
その足で南浦バスターミナルまで行ってみる。目の先に凄いアーチ橋がかかっていた。
ターミナルは南浦大橋のすぐ下にあった。これは道路清掃車。日本よりも進んでいる。
