ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(5)人民広場へ。

上海市内循環バスは新車が多く、都バスよりも快適だ。
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乗車賃も安く、一律で1.5元。50銭の持ち合わせがない場合は2元を入れる。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
 
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スタート時点ではまばらな乗客も、中心部に入ると込み出してくる。
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ここは高級ブテック等が並ぶ「黄陂南路」。
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前方にはCartieの直営店なども見える。奥のコクーンビルに似た感じのビルもある。
 
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さて、明日の普陀山行の船便のチケットが買えれば、今日はもうすることがない。夜又瞬間按摩店に行くだけだ。当てどもなく南浦ターミナル前から市内バスに乗る。バスにはそれぞれルートナンバーと行き先が書いてあるが、その行き先を見たってどこへ運んでくれるのか全く分からない。気に入った場所に来たら飛び降りれば良いや、と乗車した。

バスは新車でクーラー付。東京都内を走っている都バスなどよりは余程か綺麗で乗り心地も良い。ワンマン運転で、中国人はパスモのようなカードを持っていて、画面にタッチして乗車する。カードが無い人は現金払いになるが、乗車賃は一律1.5元。以前泰山の町で経験したが、元の小銭を持っていないと困ってしまう。日本のように両替機が無く、一度料金Boxに入れたらお釣りも出ないので、もしも10元、20元の紙幣しか持っていなかった場合、車内で10元を両替してくれる人がいれば助かるが、そうした両替が出来ない場合、10元を入れなければならない。尤もそうした時、バスの運転手は片目をつぶって、フリーパスにしてくれることも多いが・・。それが共産中国の良くした面でもある。

さてバスは段々賑やかな街並みに入ってきた。乗降客の数も増えてくる。出発時点では数人しかいなかった乗車客も6-7つの停留所を過ぎるとほぼ満員状態で立っている人もいる。マルサスの経済論ではないが、人口は経済成長の武器だと言っている中国政府高官の言う意味も、どこの通りを歩いていても人で溢れかえる都市の現状を見ていると実感できる。

賑やかな通りに差し掛かったのでバスを下りる。通りの看板名を見ると「黄陂南路」と出ている。この「黄陂」が簡体字なのか何なのか分からないが、中国語では「ファウアンピー」と道路標示に記載されている。ふん、「こうひ通り」か。通りの周辺にはカルチエ、テイファニー、資生堂等の高級店が店舗を構えていて、東京の銀座のような通りかも知れない。人の流れに沿って歩いて行くと、直ぐ近くに人民広場があった。ブンド(外灘)とは丁度反対側の方角にあるようだった。
 
 
 
 
再び人民広場へ。
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色々な形の高層ビルが目に留まる。
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人民広場の中心には大きな人民公園がある。
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子供中心の中国。公園には大体がこうした子供遊園地が併設されている。
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それでは時間があるので、この公園を散歩してみよう。
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