ちゃおチャオブログ

日々の連続

ビルマ・マンダレー特急旅行(31)マンダレーに出発。

 
バスターミナル敷地内にある食堂や小売店
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バスの大半は日本から輸出された中古車。
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マンダレー行運送会社の待合所。
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ターミナルには日本の中古バスが大量に運行されていた。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
 
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日本の会社名もそのまま横書きされている。
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マンダレー行は夜7時半の出発だから、出発までの時間はまだ充分あるが、知らない土地で事情も分からない。それにこれからの2-3時間で特段どこかへ行くとの当てもない。そこで、タクシー運転手には当初の予定通りバスターミナルへ行ってもらう。タイのバスターミナルはここ数年の間随分と整備されてきて、地方都市でも機能的なターミナルに衣替えしているが、ミャンマーではまだそこまでは進化していない。

ここは一部簡易舗装の一部赤土混じりのかなり規模の大きなターミナルだ。がさついた感じは丁度シェムリアップのバスターミナルに似た感じもする。砂埃の舞う埃っぽさも、まだこれから近代化の始まる夜明け前の感じ。数年後にはタイのような立派なターミナルへ様変わりしているに違いない。

売店、土産店なども並んでいて、時間潰しにビールも飲むが、余り飲むとバスの中で困ってしまうので、1本だけにしておく。日本のように車内にトイレは付いていない。休憩所まで我慢しなければならないからだ。バス会社の待合室で出発を待つ。1時間程前から段々人も集まってきて、狭い待合室も人で一杯になる。7時過ぎにはほぼ全員のお客が集まってきた感じだ。15分程前からバスの中に入り、出発を待つ。窓の外にはヒヨコを入れた段ボール箱が山のように重ねられる。ピヨピヨとヒヨコの声が段ボールの中から響いてくる。ここでは人も物も、皆一緒に運ばれる。流通がまだ整備されていないのだろう。

ターミナルには数百台のバスが客待ちしているが、その多くは日本製の中古バスだ。胴体とか前後に日本語で各地のバス会社名や、観光会社の名前が書かれているから、日本製と直ぐに分かる。中古と言っても外から見る限り新品同然で、どうしてこんな新しいバスが中古品としてこの国に輸出されているのか、そのカラクリを知りたいものだ。そんなこんなで外の乱雑な光景を眺めている内に出発の時間となった。ほぼ時間通りの出発である。
 
 
 
 
中古バスとは言え、殆ど新品同然だ。ODAとかバス優遇税制などの何等かのカラクリはないのか・・
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窓の外の大量の段ボールの中からヒヨコの泣き声がする。
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段ボールの中には沢山のヒヨコが押し込められていた。
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穀物とか飲料、ドリアンなど雑多な品物がバスに積まれ、貨物として搬送される。
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日本のバスだけあって、中は中々快適だ。 ご丁寧に日本語の表示も出ていた。
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