ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(34)フェリーターミナルへ。

鄭さんが住んでいる団地の表通り。日本の公団とどこか似ている。
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 表通りに面した1階には店舗もあるが、中の商品は少ない。
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一旦普済寺の方向へ歩く。島の案内板なども出ている。
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ああ、普済寺に向かう中国人参詣者だ。
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団体は皆お揃いの赤い帽子を被っている。
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早朝の西天景観区を2時間程散歩し、幾つかの山中の寺院を参拝し、参道の途中でお土産に買った頭田袋をリュックに仕舞い、この団地の宿主鄭仕福さんに二日間のお礼を言って、フェリーターミナルに向かう。寧波行のフェリーはほぼ1時間に1本は出ているから、全く時間の心配はなく、名残惜しくこの団地を出て行く。団地の一部屋に100元で泊まるような日本人旅行者は自分以外にはいないだろう。しかも言葉が全く通じない鄭さんを相手に。

団地の中側の通りは日本の古い県営団地のような造りで、何か愛着を感じるが、外側の通りは多少リニューアルされていて、雑貨店など数店が軒を並べている。外から店内を覗くと、商品が少なく、棚はガラガラになっていた。この団地には何世帯が入居しているか分からないが、見たところ300世帯、1000人以上は生活していると思うが、人々は、こうした流行らない店で買い物はしないで、寧波とか上海へ出かけた際に、大量に買い出ししてくるのだろう。

単純な島だから、方向を間違えることはない。大通りを歩き、途中の公園を突っ切って行けば、10分、15分でターミナルに着く筈だが、まだ時間があるので、少し遠回りして向かうことにする。普済寺までは行かないとしても、その途中位まで歩き、最後の余韻を楽しもう。普済寺に通ずる参道を歩いていると、大勢の中国人観光客が普済寺に向かっている。ターミナル近くのホテルに泊まった観光客だろう。皆お揃いの赤い帽子を被っている。これだと目立って、迷子になる心配はない。人々を見送るようにして、普済寺に遥拝し、港へ向かった。
 
 
 
 
ああ、どこかのお寺を捜している人のようだ。
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ホテルから客のスーツケースを満載してフェリーターミナルに向かうクーリー。
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この島には銀行支店が同じ場所に並んで立っている。
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これは共産党幹部が、この島の重鎮の建物かも知れない。
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ああ、前方に公園が見えてきた。少し立ち寄ってみよう。前方に見える山並が西天景観区だ。
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