ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(35)島の公園。

公園の入り口付近にはギリシャ彫刻を思わせるような石像が立ち並んでいる。 公園を散歩する人は少ない。
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公園を綺麗に掃き清める清掃員。
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日本でも見られるような花が咲いている。
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中々綺麗な公園だ。
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前方に西天景観区の丘が見える。
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補陀山には数多くのお寺が点在し、それ自体が優れた観光資源になっている。又、海や山、
海浜の自然の景観にも恵まれていて、この島に敢えて公園など作る必要はないと思うのだが、昨日行った不肯去観音院の前の公園、普済寺の前の公園、それとこの公園と、あちこちに綺麗が公園がある。

昨日、フェリーターミナルで鄭さんの客引きに遭い、彼の自転車の荷台にリュックを載せて、ターミナルから団地の部屋まで歩いてきたが、その途中にこの公園を横切って来た。中々よい公園と思ったが、昨日は日中はあちこち歩き回り、この公園へ来る時間もなく、又夜はターミナル近くの海鮮で夕食を食べたが、夜の公園には人っ子一人おらず、水銀灯だけがぼんやり明かりをともしていて、夜の公園を歩くのも物騒な気がして、大通りを真っ直ぐ団地の部屋まで戻った。

今朝は少し時間があるので、ちょっと入口付近だけでも見てやろう。こじんまりした公園だが良く手入れが行き届いている。しかしそれにしても公園を散歩している人が少ない。散歩者よりもむしろ清掃員の方が余計に目に付く。落ち葉を拾ったり、ゴミも落ちていないが、大箒で地面を掃き清めている。

公園も中々綺麗だ。160元というバカ高い入島観光税を取っているので、この島の財政は裕福なのだろう。だから、こうした人工的な構築物は、海山の自然の景観とは違う趣、中国人的な発想があるのかも知れない。入園者よりも清掃員の数が多いのも、財政豊かな故の雇用対策なのだろう。

入口から10分歩いた公園の真ん中辺りで周辺の山を見る。今朝登った西天景観区の山並が見える。ここからは樹木に隠れて普済寺は見えないが、その後ろの佛頂山の頂も見える。南国的な穏やかな山並だ。死後の魂が安息の地を求めやってくる場所に相応しい。いや、死後の世界でなくてよい。機会があればもう一度来てみたい。今度はもっとゆっくりと、島の隅々まで回ってやろう。
 
 
 
大きな池には藻がいっぱいに覆っている。
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岸辺にはハスの花も咲いている。
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沼にそそぐ小川も川藻で覆われている。
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これが中国的な風景なのだろう。
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温帯地方だから、日本でも見られる花が咲いている。
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日本で言う百日草のような花だ。
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