ちゃおチャオブログ

日々の連続

5.11.(土・雨)図書館。G7会議。

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朝は薄日もさしていたが、予報通り昼前から小雨が降りだした。雨の中、プールへ行くのも面倒で、午後は図書館へ行く。山梨勝之進の新刊本があったの借りて読む。内田康夫もあった。借り過ぎて暫らく夜も寝られなくなるか・・。
工藤美知尋「山梨勝之進」、内田康夫「萩殺人事件」、丸谷才一「無地のネクタイ」、藤原正彦「卑怯を映す鏡」。どれも良い本でどれから読み始めて良いか、選択に迷う。
 
G7ロンドン会議が始まる。戦前のロンドン、ワシントン(NY)会議は軍縮会議だったが、今は経済会議。暫らく前までは経済戦争と言われたが、最近では、経済救済会議。弱者連合で、弱い者同士が助け合って、沈没していかないように、話し合う。そんな中では日本が少し位元気を出して、円の大盤振る舞いをしても誰も文句は言わない。日銀買い入れ資産が去年末150兆円が2年後に300兆円になっても誰も文句は言わない。国の借金の約3分の一を日銀が買い入れる間勘定。
円安になって国民の大半が喜んでいる。輸出が増え、経済が良くなり、国が富むと。しかし、円安は円の評価が下がることで、国の富みが対外的には減ることの意味が分かっていない。即ち、円高は国力が増して、強くなった結果なのだが、国民はそのことを誰も喜ばない。
本来は円高をキープしつつ、輸出を増やし、経済を活性化する政策を取らなければならないのに、それを放棄して、単純に円安に誘導していく。その結果、円買の外資が日本に集まり、株式市場は活況している。今年になって既に3兆円以上の外資流入した。
この先、日本がどうなるか分からない。バーナンキは一昨日の講演で、金融バブルを懸念していた。遠からず、金融敷き締めに走るだろう。今の好況気分が逆回転にならなければ良いが・・。
 
 
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