ちゃおチャオブログ

日々の連続

11.3.(日・晴れ)国立学園祭。楽天優勝。星野仙に涙。

イメージ 2
 
 
午前、庭木の伐採をする。億劫な作業で、捗らない。後ろ向きにやっているのからだろう。面倒だとしてもマンションよりは1戸建ての方が良いだろう。隣人にそれ程気兼ねしなくて済む。
三分の一程やってお昼。以後、女流の向井千瑛さん、敗れる。棋譜を読んでいる穏やかな姿と、碁盤に向かう、夜叉面のような真剣なまなざし。勝負は命を縮めるのは、言えるかも知れない。
 
囲碁が終わってから立川へ。Melienさんが学園通りで店を出している、とのことで様子を見に行く。学園通りは凄い人。昨日、今日、明日の3日間で30万人の人が集まると言う。一ツ橋大学の大學祭と、国立市主催の祭りがドッキングしていて、店舗もいっぱい出ている。タイの店もあった。稲さんも来て、大学構内を一緒に歩く。
 
Melienさんの店は、主人のグレさんの描いた風景画、人物画、等があって、似顔絵も書いてくれると言う。今日は1枚既に売れたそうだ。本人は随分と喜んでいた。ポスター3枚500円、隣の知人の店で、インドネシアの化石石、5000円を1000円に負けてもらって購入。良い記念になった。大学入口で新島の屋台が出ていて、クサヤを売っている。一昨日吉さんがブログの中でクサヤは20年も食べていない、食べたい、とコメントがあり、明日、小金井で会う予定になっているので、1枚、お土産に買ってやる。田舎者で、クサヤの焼き方とか捌き方を知っているのか不安だが、まあ、教えてやれば大丈夫だろう。簡単なことだから。
 
夜は日本シリーズ、天王山。楽天が有利に試合を進め、一桁、二けたの実力で巨人を圧倒。今季巨人の敗因は楽天投手陣を全く打ちこめなかった事で、監督采配の誤りが大きかった。事前の偵察で、楽天投手陣の長所、短所を把握し、攻略戦術を立てるべきだったのに、7戦とも、場当たり的攻撃で、そうした頭脳プレーの部分が影を潜めていた。大体、阿部とかいう、1割にも満たない選手を4番に据え続けたことが最大の敗因だ。
 
一方の星野監督。冴え渡った采配で終始巨人を圧倒。日本一の栄冠は然るべき結果か。これで東北の人、仙台の人、圧倒的巨木、巨人を打倒したというMinorityの人々には、大きな溜飲と喜びを与えることができた。立派な業績だ。
昨日の監督インタビューでは言っていなかったが、シリーズ前に星野が話していた、「自分の野球人生は、巨人に育てられ、巨人を目標にし、巨人に跳ね返されてきた。今度のシリーズでは、そうした今までの感謝の気持ちを一挙にぶつけ、お返ししたい。」を実に実現した。鬼の星野の目に涙。
 
人情家の彼は6回まで無失点で好投していた美馬を下げ、新人則本に2回投げさせ、最後の9回、大締めに田中マー君を登場させ、3人に花を持たせた。前日、160球投げた田中を今日も投げさせると言うことは、前代未聞であるが、来期、米国へ渡るであろう田中投手の渾身の雄姿を仙台、全国フアンの前に見せた器量は名監督の列伝に連なる一人となった。
 
そういえば、先日亡くなった川上監督から可愛がられ、禅の修行にも誘われて修業したが、川上監督が亡くなった直後のシリーズ、優勝が巨人ではなく、星野楽天だったということは、野球の一つの不偏性を表しているものだろう。
 
 
イメージ 1
 
 
イメージ 3
 
 
イメージ 4