ちゃおチャオブログ

日々の連続

嘘つき黒岩県知事と香具師の小泉元総理。

 
 
国民は政治家のウソやハッタリ、ゴマカシ、公約破りに騙されてはならない。彼等の言動をしっかり見張り、次なる選挙には、国民が有している最大の武器、投票権でもってそうした非道な連中に鉄槌を下し、政界から放逐しなければならない。
 
直近の例では民主党がそうだった。4年前、国民に嘘も方便、出来もしない甘い約束を並べ立て、騙された国民から大量の得票を得て、思惑通り政権の座に着いたが、そのウソは直ぐにも露呈し、直後からの地方選、国政選、ことごとく敗れ去り、丁度1年前の今日が、野田総理衆院解散宣言をした日だが、それは民主党の死刑宣言になるものだった。
 
民主党が何故こうなったのか、1年経った未だに反省の弁もないが、国民を裏切り、国民から手ひどいしっぺ返しを受けた政党であるのだから、国民に素直に謝罪し、党を解散し、ゼロから出直さない限り、再生の道はないだろう。今残っている民主党員にはそれが分かっていない。度し難い。だからいつまでも芥のような襤褸にしがみ付いている。
 
民主党の今日のぶざまな姿はさて置き、ここに上げる黒岩神奈川県知事と、小泉元総理の二人、将に県民・国民に嘘を言い、騙し、裏切った政治家だ。許し難い。
 
ニュースキャスター上がりの黒岩氏は、今から3年半前の大震災直後の神奈川県知事選に落下傘のように飛び込んで見事初当選したが、その選挙公約、目玉となるものが、福島原発直後の殆どの国民、県民が希求した、ノーモア原発原発忌避の感情に訴えるもので、「自分が任期の4年の間に、神奈川県民200万世帯の全家庭の屋根に太陽光パネルを取り付けることであり、それでもって原発を必要としない県を作ることだ!」、と堂々の政策提言で、県民の多くはこの未来志向の素晴らしい公約に飛びつき、明日から直ぐにも実現できるものと思い込み、多くの票を黒岩氏に入れたものである。
 
然しながら、彼が県知事になってから既に3年半、神奈川県内の太陽光発電のニュースが一向に聞こえて来ず、マスコミもこうした未来志向の政治に対する関心を失ってしまったのか、と危ぶんでいたが、つい先日の週刊文春に、黒岩氏は、県知事就任の直後に、太陽光発電の公約を撤回しているとのことである。
 
当方、そんなニュースは聞いたことも無く、その記事を読んで仰天した次第だが、そこには撤回した事実だけが報道されていて、その理由は書かれていなかった。従って、黒岩氏が、ほぼ、原発ノーで当選したような張本人が、当選直後の公約撤回については、県民からの強い反発が起きて然るべきなのに、マスコミがどこも報道していないので、県民の多くはその事実を未だに知らないままになっている。
 
黒岩氏が嘘つき政治家、選挙騙し、と県民、国民から指弾されない為にも、公約を破棄せざるを得なくなった背景、事情を丁寧に県民、国民に説明すべきである。又、1ヶ月も満たない間に公約破りをした責任を取って、本来なら、もっとずっと以前に知事を辞職すべきだった。そうしたモラル性の欠如した政治家は、県民も国民も必要としない。神奈川県民の誰かが、このブログに目を止めたなら、即刻このペイジをコピーを県知事室に送ると良い。
 
 
小泉さん、あなたは卑怯だ。貴殿は自民党をぶっ壊す!と大声でほざき、それを信じた国民の多くが、小泉チルドレン、小泉軍団に投票し、自民党内で敵対する他派閥を振り落した結果、党をぶっ壊すどころか、より強大になった自民党に君臨し、国民が疲弊する様々な悪政を行ってきた。
 
上の黒岩氏同様、貴殿はそうした悪政に対し全くの反省も、謝罪もなく、一言、「政界から引退する」、と言って、前回総選挙にも出馬せず、その後は、殆どニュースにも出なくなった。それがここへ来て、突如、「原発を即時ゼロにし、エネルギー政策の大転換を図るべきだ!」と各地でアピールしている。全く、ゾンビのような政治家だ。今後、貴殿のことをゾンビ政治家とのたまおう。
 
国民の誰しも原発の無い世の中を願っているのは自明の理である。今更政界から引退した貴殿が大声を出して言うことでもない。安倍政権も現にそうした方向に向かって進んでいるところである。一国の総理までやった貴殿が、国の軌道を修正し、方向を変換して行くことがどれ程大変で、力仕事かは分かっていると思っていた。総理であれば、言葉遊びでは国は変えられないと、アプリオリで理解していると思っていたが、何たることだった! 「即時ゼロ」とは!
 
今日本が年間5兆円からの出超で、毎年日本の富が5兆円づつ海外に流出していくが、その最大の原因は原発停止にあり、その穴埋めの為に電気料金が上がり、家計の負担が増え続けている。「即時ゼロ」にすれば、この先、どれ程の国民負担が押しかかってくるのかは、為政者であれば、直ぐにも理解できることである。原発は嫌だ、しかし貧乏にはなりたくない、そうした狭間で時の政権が苦悩している姿が貴殿には見えないと思う。
 
貴殿は総理時代、国民を痛めつけ、党内反対者を追いやり、5年間、良い政治をしたと、てんと恥じずに、他人の痛みが分からない。国民の気持ちが理解できない人に総理をやる資格はなかったし、何等反省の弁も無く政界を引退する、と言った時には、国民の多くは、これで一つの時代は終わったと得心していた。それが、ここへ来て、ゾンビ!
 
再三言う様に、原発の無い社会、自然エネルギーを多様化した社会を作り上げることは国民の意志であり、後退することはない。そうした国民の心の期待に取り入るがごとく、ここへ来て、「即時ゼロ」の大合唱は、貴殿を山師、香具師、と呼んでも差しさわりないだろう。ゾンビに付け加えて、献上する。