ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(153)魯迅公園に寛ぐ人々。

広々した公園には大勢の人が散歩に来ている。
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皆人それぞれ思い思いの時間を過ごしている。
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あちこちで談笑したり、ゲームをやっている。
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池あり、売店あり、食堂もある。
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一人日向ぼっこをしている人もいる。どことなく淋しそうだ。
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上海を代表する公園と言ったら、市の中心部にある人民公園だが、ここ魯迅公園もそれに劣らない広さと多彩な草花、池や木立、売店、休憩所といった総合的な公園になっている。足早に歩いても1周するには1時間はかかりそうだし、色々と見て回ったり、休憩しながら歩いたら半日はかかるだろう。いや1日いても飽きないかも知れない。

あちこちで人々がゲームをしたり、演奏したり、気功をやったり、素人歌謡曲のような集団もあって、代わりばんこに中国の歌を唄っている。今や中国はカラオケブームで、イエライシャン(夜来香)のような情緒的な歌もあるのだから、歌自慢の人にとっては、飛び入りしてでも台の上に立ちたい位だろう。

遠方からバイオリンの演奏が聞こえてくる。大勢の人の前で堂々と弾くのだから相当腕に自信があるのだろう。こうして毎日この公園にやって来ては、通りすがりの入園者、いやもう既に固定客がいて、彼の来るのを心待ちにしているかも知れないが、そうした人々に心休まる音色を提供している。「Park」。「休息の場所」。実に中国では、公園が庶民の憩いの場となっている。

おや、売店ではオヤジが竹笛を吹いている。素人にしては上手だ。自分で笛を吹き、客を集めて竹笛を売っている。値段も安い。自分も日本に帰って、山など登った時に、誰もいない山上で吹いてみようか。お土産に2本買って行く。

公園ではあちこちで、主婦らしき女性陣が車座になってトランプゲームに興じている。単にゲームを楽しんでいるのか、それともお金を賭けてアルバイトをしているのかは分からない。誰かの小説で中国の女性はポーカーが大好きだと読んだことがある。公園で仲間を募ってトランプゲームをする。こうした光景は日本の公園では決して見られないことだ。中国の公園は実に庶民の生活の場ともなっている。
 
 
 
 
胡弓を奏でたり、バイオリンを弾いたり、おや、竹笛の音も聞こえる。
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皆のんびりとした時間を過ごしている。
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女性だけが集まって、トランプをやっている。
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何のゲームだろう。中国人の好きなポーカーか??
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ああ、そうだ、ポーカーのようだ。お金は賭けてはいないようだが・・。
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