ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.19.(水・晴れ)井之頭。ガタガタの安倍内閣と学芸員。

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NY株高を素直に反映し、東京も朝高で始まる。昨日に続いての続伸。東京にも漸く春がやってきたか。
連日の25度を超える夏日。取引は早めに終了し、井之頭へ出かける。先日の花見では十分桜を見ることはできなかった。ウバ桜でも、と行った処が、既に花は無く、青葉若葉の葉桜の季節になっていた。
相変わらずの行楽客。気温も上がり、季節も良くなって、散歩に来ている人も増えてきた。池を一巡し、伊勢屋へ。夕方前だが8割の入りで、いつも混んではいるが、直ぐに窓際の席が取れ、取り敢えずはセットで一杯。ここの焼き鳥はいつ来ても味が落ちない。大事にしたい。

< たゆとうや 若葉青葉の 陽の光 >


安倍総理自らが野党質問に気色ばんで、余程頭にきたのか、森友問題で、「そんな事実があったら総理も辞めるし、議員も辞める」と啖呵を切ったので、明恵夫人に絡んで後々出てきた問題に足元をすくわれ、泥田を歩いているような体たらくだ。漸く北朝鮮問題、ペンス副大統領来日で窮地を脱したかにみえるが、総理大臣たる者、軽々の発言は慎むべきだ。嘗て、誰か変な総理がいて、「沈黙は愚者の知恵、愚者は語らず」に徹し、会見もぶら下がりにも応じていなかったが、それは極端としても、大日本国家の総理たるもの、もうちょっと態度や言葉を大事にすべきだ。

総理本人は取り敢えず小康を得たが、足元の閣僚連がだらしない。稲田、金田などは答弁になっていないし、嘘を平気で口にする。元をただせば総理自身が消費税は絶対に上げる、と約束していたにも拘わらず、総選挙直前にころっと前言を翻した前科があるから、閣僚も嘘は平気の平左かも知れない。
稲田が弁護士資格を持っていて、金田が元大蔵省財務官というから、赫赫たる前歴であるが、代議士になり、大臣になると正確、人格、能力などをスポルするのだろうか。信じられない思いだ。

佐賀出身の今村復興相の記者会見の様子がテレビに移されていたが、あの居丈高の様子、誰が見ても異常で、こんな人が日本国の大臣であってよいのか、佐賀と言ったら葉隠れの武士道精神、一体、日本人の武士道精神はどこへ消えてしまったのかと、悲しくなったが、情けない。
情けないついでに、目くそ鼻くその話。山本幸三地方相が一昨日大津市で「一番の癌は学芸員。この連中を一掃しないと、文化財観光は成り立たない」との発言に、全国学芸員が一斉反発し、昨日大臣は取り消し発言をしたが、言う方も言う方と唖然としたが、しかし、今日の神奈川県立博物館の館長室に展示してあった棟方志功の版画が、実はカラーコピーの偽物にすり替えられていた、とのニュースは、更に仰天!博物館に何人学芸員や、キュレーターがいるか知らないが、誰一人として気が付かなったとは! よくぞ専門員の看板をぶら下げていた! 厚顔無恥は代議士、役人だけのことではなく、こうした分野にも及んできたか・・。山本大臣の言うことも、こんなテイタラクを見ていると、成程と思う。目くそ鼻くそのたとえ通りだ。

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