ちゃおチャオブログ

日々の連続

しなのの一日(4)温泉芸者じゃなくて、タイガール。

今日の夕食は食べ放題、飲み放題。地元産の葡萄酒が美味しかった。

f:id:commodore:20191117114958j:plain

 

食事が終わり、街中のタイスナに繰り出す。ユナちゃんとラッキーちゃん。

f:id:commodore:20191117115045j:plain

 

久しぶりのタイ語。楽しい1時間を過ごした。

f:id:commodore:20191117115131j:plain

 

松尾芭蕉が信州姥捨山までやってきて、田毎の月を眺めたのはいつの頃か。岐阜の大垣を発して、中山道を上ってきて、秋の十五夜、願いかなって田毎の月を見ることができた。その後善光寺にお参りし、江戸に戻って1年、人生最後の長旅、奥の細道へ旅立った。姥捨山、田毎の月はこのホテルの眼下を流れる千曲川の左手山塊の向こう側になって、このホテルからは見えないが、以前高速道で長野へ行った時、丁度姥捨パーキングがあって、山を見ることはできたが、昼間だったので、田毎の月は見ることは出来なかった。ホテル大浴場にはサウナもあって、一人薄暗いサウナに入って、そんな10年以上も前の出来事を思い出したりした。

 

ゆっくり温泉につかり、さて7時からの夕食会。飲み放題、食い放題。お金の心配なく、思い切り食べ、思い切り飲める。今日はカニの祭典らしく、カニの足が山盛りになっている。自分も目一杯お皿にカニ足を載せて、ひたすら食べる。カニ足を食べるのに会話は邪魔だ。ただズワイやタバラと違って、身が細いのが残念だったが・・。月夜のカニか・・。お酒も飲み放題。日本酒もよし、ワインも良し。地元産の葡萄酒は、本当の意味の葡萄酒で、正にブドウジュース酒。フルーテイなブドウの味覚とアルコールがよく合っている。下手な欧州のワインなどよりか、こちらの方が余程か上等だ。

 

たらふく食べて、たらふく飲んで、部屋で一服する間もなく、稲さんの案内で街へ繰り出す。鄙びた温泉街。先月の千曲川増水で、寂寥感をいや増す。温泉街らしく射的な輪投げなどもあり、通りの袖引きも賑やかだ。変なイントネーションで呼び込みをしているのは韓国系か。昔芸者は今はタイスナ。稲さん、この辺の地理には詳しい。一人頭4500円で1時間、楽しく遊ぶ。当方の相手はユナちゃん。ウドンタニ―から来ている美人のタイ人。2週間のバイトでやってきて、2週間稼いで帰国する。お持ち帰りは2.5万円。2週間で10人も相手をすれば、旅費代はペイするか・・。久しぶりにタイ語を話し、ユナちゃんの名前をタイ語で書いてやったら、驚いていた。それはそうだ、元奥さんはタイ人なんだから。隣がラッキーさん。彼女も又タイのビューティー。お金があったら、二人くらい同時に相手をしたいのに・・。いや、お金の問題じゃなくて、体の問題か・・。楽しいひと時を過ごし、部屋に戻り、3人で更に迎え酒。気違いはストップがきかない。

 

翌朝は朝風呂。眼下の千曲川。この川の少し先に松代がある。まぼろしの元大本営移転先だ。

f:id:commodore:20191117115244j:plain

 

姥捨、田毎の月はこの川の手前側のはずだが・・。

f:id:commodore:20191117115433j:plain

 

朝の露天風呂も気持ちよい。

f:id:commodore:20191117115527j:plain