ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南周遊(52)運河沿いのテーマパークを歩く。

アーバスを降りてから、何かテーマパークのような遊歩道を歩く。

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遊歩道の突き当りに又運河に出た。

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運河に架かる橋の上から遠方の七重の塔が見える。

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アーバスを降りた場所は、ここも又新たに造成されたテーマパークのような所だ。綺麗に舗装された石畳の道路を運河の方向に向かって歩く。この運河も京杭大運河の一部を成しているのだろう。できてまだ4-5年も経っていないようなテーマパーク、余り人気がないのか、人々にそれ程知られていないのか、客足は少ない。歩いているのは、我々ツアーの団体客程度だ。

 

前方の運河に架かる橋の上から周囲を見ると、七重塔やら大きな三重櫓も見える。見た感じ、昔からそこにあったものではなく、最近になって建てられたものだろう。その少し先に城壁のような石垣が見える。ああ、ここは世界遺産の盤門だ。古くは漢の時代、蘇州城を守るために作られた水門。その後戦乱で破壊されたりしたが、今から1300年程前、唐の時代に再築されたという。見た感じは新しく見えるが、案外古いものだったのだ・・。中国は良くわからない。どこまでが新しく、どこからが古いのか・・。

 

橋の上から再び運河を眺める。そうするとこの運河は京杭大運河に他ならない。「姑蘇州城外の寒山寺、夜半の鐘声客船に至る」の場所だったのだ。うーん、そんな歴史的な場所に来ていたのか・・。盛り沢山のツアーで注意力も散漫になり、何かだらだらツアーガイドの後を付いて行くだけになってしまい、肝心な所を見落としてしまったかも知れない・・。

 

ああ、三重櫓も見える。

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後で分かったが、この石垣は姑蘇城の石垣だ。

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この櫓は姑蘇城を守る水門、盤門だったのだ・・。

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