ちゃおチャオブログ

日々の連続

坂東観音霊場巡り(2)大黒埠頭のクルーズ船。

大黒パーキングの先の大黒埠頭に、問題のクルーズ船が停泊している。

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4000数百人の乗客乗員は囚われの身だ。

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大黒ブリッジの真下にクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号が停泊している。頑張れ皆さん!

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横浜港に架かる長大橋、大国ブリッジ。横浜へ行くと電車の中からも港近くの桜木町辺りからも、又飛行機の上からもこの大きな橋を見ることができる。過去橋は何回も見ているが、車で渡ったのは今日が初めてだ。首都高湾岸線東京湾に沿って南下し、川崎の重工業地帯を通り過ぎた先にこの橋がある。橋を渡る手前に大黒パーキングがあり、バスはそこで一時休憩したが、このパーキングの前が、連日TVで報道されている大黒埠頭だ。

 

折しも巨大なクルーズ船が接岸している。真っ白なビル17階建に相当する巨大な船は、毎日見慣れたシルエット。紛れもないダイヤモンド・プリンセス号だ。乗客乗員併せて4000人からの人が、外に出ることもできず船内に閉じ込められている。船全体が捕捉された囚われの身の人々だ。今一時的に埠頭に接岸し、食料、医薬品の搬入や、感染者の搬出を行っているのだ。

 

パーキングからは少し距離があり、生々しい現場の掛け声や騒音などは聞こえてこないが、船上での14日間、窓の無い小さな個室で、何もすることなく毎日を過ごすのは、大変な苦痛だろう。外に出るのを禁じられているのか、バルコニーに出ている乗客の姿も見えず、船は全体が静まり返っていた。漂える幽霊船。船はエンジン音が響き、汽笛が鳴って、アンカーの投錨、引き上げの音等が響いていてこそ生きているのだ。この真っ白の船体には、静けさの中に死相が漂っているかのように見えた。

 

パーキングで15分ほどの休みを取って、大黒ブリッジを通過するが、丁度その眼下にクルーズ船が見えた。皆さん、頑張ってくれよ。こんな珍奇な病気になど負けるな! 橋を渡ったバスはそのまま磯子、追浜の海岸線を走り、横横道路に入って鎌倉朝比奈のゲートで下線し、鎌倉霊園の横を通り、最初のお寺、杉本寺に到着した。鎌倉最古のお寺で、観音寺だ。

 

最初の参拝、杉本寺にやってきた。後ろの森の中にお寺はある。

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杉本寺は鎌倉最古の寺で、鎌倉五山よりも早い時期に創建されている。

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さて、これから最初の参拝だ。

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