ちゃおチャオブログ

日々の連続

坂東観音霊場巡り(13)小田原老舗蒲鉾店鈴廣に立ち寄り帰京。

勝福寺山門の仁王像にも挨拶し、最後の訪問先、小田原鈴廣本店に向かう。

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鈴廣本店。箱根路の直ぐの麓にある。

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道路の向かいには感じの良さそうな割烹などもある。

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勝福寺は小田原の郊外を流れる酒匂川の外側にあり、バスは寺の近くからバイパスに乗って川を渡り、市街地を通り抜け、箱根の麓、旧東海道五十三次の箱根路の登り口辺りにある老舗蒲鉾店に向かった。この先には箱根湯本、箱根バイパス、ターンパイクなどもあって、伊豆箱根帰りの旅行者には、この店は丁度良い関所のような場所にあり、いつもお客さんで賑わっている。

 

小田原の名産品蒲鉾。それを代表しているのが街道筋にある鈴廣で、江戸時代末期にこの地で創業し、今では全国的な知名度を得ている。本店の近くには大きな駐車場も備えていて、誘導員が何人も客待ちしている。伊豆箱根方面にやってくるツアーバスは最後はここに立ち寄って、ツアー客へのお土産サービスを提供している。既にバスの中で注文票が配布され、多くの客が予約注文をしていた。

 

かなり割高なので、阪急が中間マージンでも取っているのだろうと、ゲスの勘繰りをしたが、店に入ってみると、注文票と変わらない値段で、矢張りブランド商品は、街のスーパーで売られている2級品とは違うのだ。鈴廣本店は、道の駅になっていて、中には市内の有名店やレストラン、軽食店なども入居している。バスの中で蒲鉾2本を注文してあったが、ここで更に1本追加し、山葵も買う。今晩は帰ってから板わさだ。

本店兼道の駅の横にはかまぼこ博物館があって、いろいろな製品の案内と、奥にはガラス張りの製造工場もあって、体験作業場もある。時間がもう既に5時近くで、工場の作業は終了していたが、魚からいろいろな練り物が製造される過程が分かるようになっていた。5時の閉館になり、それを汐にバスの戻る。帰りは渋滞もなく、一度川崎でトイレ休憩した後、6時過ぎには新宿に到着。その足で自宅に戻り、早速板わさを肴に熱燗。実の良い1日だった。

 

鈴廣本店の横にはかまぼこ博物館もあって、奥が製造工場になっていた。

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時間が遅く、ラインは既に停止していて、片付けが始まっていた。

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5時の閉館でバスに戻り、帰京する。

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