ちゃおチャオブログ

日々の連続

3.4(金・晴れ)素直に喜べないパラ五輪。各国はボイコットすべきだ。

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今日から北京パラ五輪が始まる。一方でウクライナでは戦闘が激化し、日々沢山の市民が犠牲になっている。平和の祭典と一方での戦争の恐怖。相いれない状況だ。スポーツ競技は世の中が平和であってこそ、人々が楽しむことが出来、記録に挑戦する。

パラ五輪、パラスポーツの元々のスタートは第2次大戦で負傷した兵士、人々のハンディキャップを乗り越えてのスポーツとして始まった。今一方でロシアが人々の平和を破壊し、人々を無残に殺している。こうした状況の中でパラ五輪は開催されるべきではないのだ。参加する選手も、それを見る観客も、競技を喜ぶことはできない。

4年間、今日の栄冠を目指して日々努力してきたパラ選手にはつらいことだろうが、一方で、ウクライナの地では同僚のパラ選手が爆撃により死んでいる。このことを思ったら、競技参加を諦めることにも理解は得られるだろう。

日本は唯一の原爆被爆国だ。プーチンは原爆使用も辞さないと口にしている。戦争の即時停止を日本はもっと中心に立って行動で示すべきだ。その一つとして、パラ五輪への選手の派遣を中止すること、現在北京にいる選手団を引き上げさせること。他の国に働きかけ、同様のボイコット運動を主導すること。

ロシアに軍事で対抗できない現状、民主国は経済での対抗をしてきた。サッカーその他のスポーツの世界でも同様の動きがある。この五輪も今正に開催中だからこそ、日本が率先して、ボイコット運動に立つべきだ。

世界の一方で、100万人を超える難民が出てきて、日々何人もの市民が虐殺されている。この状況下で、テレビはパラ五輪など放映すべきでない。パラ五輪が中止されないとしても、テレビ、マスコミは無視すべきだ。

つい最近まで、コロナ病原体が人類の最大の敵と言われてきた。今、人類は漸く克服しつつある。そこへ来て、今度は病原体に代わって、凶悪な男が人類の敵として表れてきた。前世紀のヒトラーに続く、人類史に最大の悪名を残す男だ。経済もスポーツも、社会も、全てからこの醜悪な男を排除する努力をして行かなければならない。

 

 

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