ちゃおチャオブログ

日々の連続

第2回西国観音霊場大阪編(9)総持寺から高槻城へ。

総持寺駅前の商店街もかなり寂れている。

 

高槻駅より住宅地を歩いて高槻城址に向かう。高槻城内の門を移築したお寺があった。

 

  • 城址のすぐ手前に文化会館があり、一休みする。入館者はゼロだ。箱物??

今回の霊場巡りは大阪の4ケ寺と和歌山の粉河寺の合計5カ所だけだ。今日は予定の2ケ寺の巡拝を終え、後はゆっくり高槻城を見てホテルに向かおう。高槻はここ総持寺のある茨木の隣の町だ。電車でも1駅である。総持寺の周辺には古代の古墳が幾つかあって、中でも継体天皇陵の大田茶臼山古墳とか、もう一つの今城塚古墳等、回ってみたい場所も幾つかあるが、今の足のこの状態ではとても遠回りはできない。そのまま総持寺からは真っすぐ元来た阪急総持寺駅に向かった。

郊外型の綺麗な住宅地を通り抜け、総持寺駅へ。昔は流行っていたらしい駅前の商店街も今は大分寂れ、もう地元で買い物をする人もいなくなっているようだ。電車で一駅。高槻に降りた。この町、この駅に降りたのは始めたが、随分活気のある賑やかな駅前だ。ここへ来た理由は今現在藤井聡太名人戦渡辺明と争っていて、第3局が前の週この町で行われた。場所は高槻城址芸術会館内で、丁度城跡も見れて一石二鳥だ。高槻城高山右近が居城としていた。先年、マニラのペトロギルで右近の立派な銅像を見たが、前々からその右近の城跡も見たいと思っていた。

道路を間違えたのか、住宅地に入り込み、そこを抜けた先に文化会館があり、休みがてらに立ち寄る。土曜日なのにガラガラだ。入館者は誰もいない。高槻城ジオラマとか、古代の発掘品、光学スライド等の展示があったが、直ぐ横に本物の高槻城址があり、この文化会館は休みだけにして、直ぐにも城跡に向かった。城跡は綺麗な公園になっていて、知らなければここがお城だったとは、想像も出来ない。典型的な平城で、防御としてはお堀だけだが、その堀もそれ程深くはない。攻められたら、簡単に落ちるだろう。今はこの城址公園に再築の天守閣ではなく、モダンな会館ができている。芸術会館で、丁度今しがた何かのコンサートが終わったようだ。

 

城址公園に建てられた芸術会館。

 

嘗ての天守閣から今様の芸術会館に様変わりしている。

 

  • 公園手前の案内図。

     

    平地の中の典型的な平城だ。