大手門前広場は広々とした空間になっている。
広場の奥には市立の歴史博物館もある。
上田城址公園の案内図。真ん中の資格の部分が本丸。
上田城大手門前広場には上田市立の芸術劇場があり、一時全国的に箱物行政と非難され、現在、負の遺産になっている市町村も多いと聞いているが、ここ上田ではお城自体が駅から近いという点もあり、上手く機能しているようだ。東京からは新幹線で1時間半、東海道で言えば静岡位の距離にあるから、首都圏方面からの利用者も多いかも知れない。
その広場の並び、少し奥まった所に上田市立の歴史博物館があり、折角の機会だからと稲さんと入ることにする。真田の歴史は知っているようで、余り知らない。子供の頃の真田十勇士で知った漫画レベルでの知識だ。少し焼を入れておく必要があるかも知れない。こうした歴史とか宗教、文化に殆ど興味を示さない山さんには外で待っていてもらうことにした。
歴史博物館の前には小さな碑が立っている。友好都市の碑だ。それは大阪城を舞台に真田一族が縦横に活躍し、大阪城落城の最後の瞬間まで戦い抜いた400年前の真田一族が取り持つ縁で、今から10年ほど雨の平成18年、両市の市長による上田城ー大阪城 友好城郭提携の記念碑だった。さて、その碑を横目に眺め、早速博物館に入ることにした。
歴史博物館の前には上田城ー大阪城、城郭提携の記念碑がたっていた。
博物館の入ってすぐの場所に立派な鎧兜が展示してあった。
菊と刀。本丸で十文字菊を鑑賞し、ここで刀を見る。