ちゃおチャオブログ

日々の連続

3.6(水・曇り)76才、著名財界人二人の死亡。

 

 

今日は啓蟄。午前中小雨も降っていたが、午後から上がる。午前の気温4度以下、午後も10度以下で、寒い事は寒い。所謂春寒だ。三寒四温とはよく言うが、再来週のお彼岸までこんな感じで続き、彼岸以降は本格春がやって来るだろう。

 

株式用語で、「節分天井彼岸底」があるが、どうも今年はその格言は当たっていないようだ。節分が過ぎても市場は毎日上げ基調。どこまで上がるかだ。今日は3日ぶりに小反落。時々は熱を冷まさなければ・・。

 

先週から先々週に掛けて二人の著名財界人が、同年の76歳で急死した。一人は河合楽器会長兼社長の河合氏が心不全で急死。亡くなる直前まで大企業のCEOをしていて、健康管理は万全だったと思うが、突然死にいつ襲われるかは、誰にも予見できない。

息子の副社長が急遽会社を引き継いだ。

 

もう一人の76歳は、元エルピーダメモリ、現マイクロンメモリジャパンの元社長、坂本さんが心筋梗塞で急死した。テキサスインスツルメンツ日本法人副社長を務め、エルピーダに移ったが、在任中は上手く捗らなかった。心労が祟ったとも思えないが、IT業界の残念な人を亡くした。寿命には抗えない。

 

先週は同じく76歳の元アナウンサー朝の顔、小倉智昭さんの記事が出ていた。7年前、膀胱がんの手術をしたが、回復し、その後3年前にフジテレビ「特ダネ」を卒業した。同番組ではそれ以前にアシスタント笠井アナが癌になって定年前の50代番組降板し、小倉さんも同僚の笠井氏を気にかけていた。笠井氏も順調に回復し、時々は元気な姿が放映されていた。

 

小倉さんはガンが全身、肺にまで転移し、現在ステージ4というが、自宅で一人で生活し、病魔と闘っている、とのことである。以前番組の中で練馬に住んでいるようなことを言っていたので、多分今のその自宅でも生活だろう。奥さんは親の介護の為に同居せずに、週に何回か自宅にやってくるそうだ。

余命いくばく。後どの程度生きられるか分からないが、直前まで前を向いて生きている。流石だ。見本になる立派な生き方だ。

 

先週はもう一人、俳優の山本学の記事も出ていた。10年程前に奥さんを亡くし、現在85才で一人で生きている。正に彼の心情は「生き抜く」。「生きるを生きている」。彼もガンだ。後何年生きられるか分からないが、決して弱音は吐かない。「生きることは」は個人に与えられた天命だ。

 

先月81歳で急死した山本陽子さん。直前まで本人も自身が急死するとは想像もしていなかった。至る所、青山あり。