ちゃおチャオブログ

日々の連続

3.5(火・小雨)マスコミが報じない不幸な事件。参院予算委、二日目。

 

 

午前中は曇り空だったが、午後から小雨が降り出す。今日の天気は西日本から雨雲がやってくるとの予報通りに、午後の2時過ぎくらいから、しとしと降り出した。春雨。濡れても寒くはない。

 

午前午後、参院予算委。昨日の続き。昨日の質問できなかった公明、維新、国民、共産、新選組が質問。共産・田村、新選組・山本の質問に総理もタジタジ。各野党もこれ位激しく厳しい質問をすべきだ。野党まで一緒になって、国会互助会になってはお終いだ。

 

二日前、長野安曇野で不幸な事件があった。新聞、テレビ、マスコミ等で詳しい報道は無く、どこもベタ記事で終わっていて詳細は不明だが、事件は以下の状況だ。

 

「親族が探していたところ、民家の近くに停まっていた車を発見、中で死んでいた。警察が調べた処、車内には40代の男性と10歳以下の女の小人と男児一人が死んでいた」、との内容。

警察報道が限られていたとしても、地元記者もいれば、大手のマスコミは支局員もいる。死亡男性は判明しているのだから、住宅とか学校へ行き、どんな背景で事件が起きたのか、情報を入手し、報道に務めるべきだ。

 

3行の新聞記事より、40代の父親と10歳未満の4人の子供が車内で自殺したようだ。妻はいたかどうかは不明で、離婚していたかも知れない。学校へ行けば、4人の子供の学年とか、就学前であれば幼稚園なども分かる筈だ。近隣を尋ねれば、どういう家庭環境だったかも分かる筈だ。

 

大変な事件である。小さな子供4人を巻き込んでの無理心中。何故こんな無茶をしたのか、父親の同級生、勤務先、親族、その他、事件を掘り下げ、読者に提供すべき情報は多々ある。どうでもよい宝塚自殺問題とか、芸能プロの性被害問題、3面も何日も塗りつぶして、殆ど誰も見ないような下らぬ記事を連載している。

 

新聞はもっと、こうした身近な周辺で発生する不幸で、救いがたい事件をもっと深く、原因まで探求するような記事を書くべきだ。そうして、この様な不幸な事件を押しとどめる一助とならなければならい。毎日新聞を見ていて、いつも歯がゆい思いをしている。