ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.11(水・晴れ)不幸な小学1年生。不注意な親。

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二日前の滋賀県で起きた悲惨な事件。17歳の長男が6歳、小学1年生の妹を虐め殺した。二人は長らく大津市児童養護施設で生活していたが、母親が二人を引き取る形で、つい最近から3人で一緒に生活することになった。新聞記事の報道だから、それ以上の詳しい状況は不明だが、母親としても、下の娘が小学校に入学するに際し、施設からではなく、自分の家から通わせたかったに違いない。父親は不在だ。離婚したのか、死んだのかは分からない。

いずれにしても亡くなった娘は身体に100カ所以上のあざとか打撲痕があり、肋骨も折れていたという。僅か6歳。随分痛い思いをし、怖い思いもしただろう。兄が傷つけたと言う。一緒に住んでいた母親は全く気が付かなかったのか・・。気が付いても何もできなかったのか・・。小学1年生の子供。それでも家を飛び出さず、母親と一緒にいたかったのか・・。施設からのその後のフォローの目が少しでもあれば、こんな不幸は生まなかっただろう。でも6歳までの数年間、施設での楽しい日々が彼女にもあったに違いない、と思ってやろう。苦しむためだけに生まれてきたのではないのだと。悲しい出来事だ。平和な日本にこんな不幸を生んではならない。

 

一昨日は又、横須賀の埠頭で、不幸な事故が起きた。練馬から2歳の幼児を連れて釣りにやって来た夫婦が、釣りをしている間に、同じ埠頭で遊んでいた2歳児が、ガードパイプの隙間から海に落下、海上に流され、未だなお死体は上がらない。2歳の子連れの夫婦が釣りに熱中し、子供の事を気にも掛けないで、不注意も甚だしい。今年はまだ報道されていないが、パチンコに興じた夫婦が幼い子供を車内に放置して、熱中死させる事件が毎年起きていた。小さな子供を真夏の車内に放置すれば、どうなるかは、子供でも分かることだが、そうした単純なことすら理解できない親が増えている。

僅か2歳で死んで行った子供。こんな両親の元に生まれたのは不幸だった。

 

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