ちゃおチャオブログ

日々の連続

紀の国訪問記(2)黒鉄富士とサプライズプレゼント。

前方の富士がどんどん近づいてくる。

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  • 2月、4月の沖縄石垣行の飛行は、富士のお釜の真上を飛んだが、今日のように伊豆半島上空から眺める富士も雄大だ。f:id:commodore:20210811214538j:plain

残雪の全く見えない黒鉄の富士。

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夏山の富士。コロナ下とは言え、やはりかなりの人が登山しているだろう。

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天候は快晴ではないが視界不良でもない。かなり遠方の景色も眺められ、機は飛び立つとほぼ同時に川崎臨海工業の先に富士山が見えてきた。5月に富士吉田の新倉山五重塔から絶景の富士を見てきたが、富士山はいつの季節、どこから眺めても絵になる。均整の取れたシンメトリックな美しさだ。、葛飾北斎は各地の方角、季節の富岳百景を描いたが、最も有名な一つは「神奈川沖浪裏」で、山のような白波の向こうに、真白の富士が見えていた。今は飛行機の上から富士山を眺めているが、この辺り、川崎、横浜沖の海の上から眺めた富士が最も近い構図のようだ。

今年も去年もコロナ禍で富士の山開きがあったとのニュースは聞いていないが、5月に眺めた富士は山頂に残雪を残していたが、2か月経った今は全山黒々とした黒鉄の富士。雪化粧した白雪姫のような富士も良いが、今日のこの黒鉄も富士も男らしく力強い。黒鉄の山登りもほんの一瞬、来月には又山頂に新雪が舞う。カメラの望遠を最大に拡大しても、登山者の姿までは確認できないが、このコロナ下でも山登りしている登山者はいるだろう。自分はこの山に過去2回登った。それは自身の大いなる誇りでもある。

Surprise! 驚きだ! 75歳の誕生日を明日に迎える今日の日、スチュワーデス、今では日本風に機上乗務員と呼ばれているようだが、その美人の彼女が二人して、ビッグなプレゼントを持ってきた。「お誕生日おめでとうございます。」と笑顔で微笑んで。何のことかと思って見上げると、シルクのベルベット色のポーチに誕生日プレゼントが入っている。自分は長らくのJAL会員。誕生日を挟んでの搭乗は今日が初めてだったが、誕生を迎える乗客にはこんなビッグなプレゼントがあるのか。流石JAL! これでは中々会員を止められない。随分以前にお正月の二日目、台北から羽田に帰国したが、その時も鶴のマークをあしらったスプーンや箸のちょっとしたお正月プレゼントをもらったことがあった。JALのそうしたちょっとした気持ちが嬉しい。黒鉄富士と誕生日プレゼント。今日は本当に良い日よりの搭乗だった。

 

  • 駿河湾は自分が育った海だ。

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    • 誕生日を明日に控え、スチュワーデスが誕生日プレゼントしてくれた。

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      チョコレートとか、いろいろ入っていたが、気持ちが嬉しい。

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      さて、富士を過ぎ、次はどの辺りだろう・・。

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