ちゃおチャオブログ

日々の連続

紀の国訪問記

紀の国訪問記(94)紀三井寺を下山する。

境内から最後にもう一度和歌の浦を眺め、寺を下山することにした。 本堂にも謝意を示し、下山した。 西国観音霊場、是非もう一度来てみたいものだ。 仏殿ともさようなら。 時間的にも体力的にも、今回の旅行でここ紀三井寺が最後となるだろう。後1か所、和…

紀の国訪問記(93)紀三井寺から和歌の浦を見ゆ。

紀三井寺の境内からは、正面に和歌の浦が見える。 片男波と後方の雑賀岬。 和歌の浦がお寺からこんな間近に見れるとは思わなかった。 花山法皇もここから、同じ情景を見たに違いない。 万葉の時代から和歌の歌枕にある和歌の浦。紀三井寺からこんな近い場所…

紀の国訪問記(92)紀三井寺に参拝。

和歌山城からはマリーナシティ行のバスに乗り、紀三井寺前で下車。正面がお寺だ。 あの白い建物は、この直ぐ下を通るJR紀勢線の電車の中から見えたものだ。 門前町の名残を留めた通りの突き当りがお寺だ。 これから231段の石段を登って、本堂に向かう。…

紀の国訪問記(91)和歌山城を下城し、次に紀三井寺に向かう。

何時までもゆっくりはできない、下城することにしよう。 土産物兼休憩所でカキ氷を食べ折り、お城を下りることにした。 この城は連城式と言われ、二つの天守が連なっている。 機会があればもう一度来てみたい城だ。 和歌山城は戦後に再築されたお城とは言え…

紀の国訪問記(90)和歌山城天守閣。

七福神の宝船を飾った庭が見える高台から、もう少し登ると天守閣だ。 敷石は青いカラー石板。随分お洒落だ。 ああ、漸く天守閣が見えてきた。 漸く到着だ。 七福の庭が見下ろせる高台からもう少しで本丸だ。そこからは尚少しの上り坂で、本丸を守るように最…

紀の国訪問記(88)和歌山城へ。

和歌山駅外観は随分とモダンだ。以前とは隔世の感がある。 駅構内の案内センターで聞いたバスに乗って、和歌山城に向かった。 裏門を入った所にある案内板。流石紀州60万石、大きなお城だ。 堀も大きい。江戸城位ありそうだ。 和歌山駅に降り立ったのは何…

紀の国訪問記(87)海南駅前で昼食後、和歌山市へ。

昔の村道か熊野古道を舗装したような狭い道路を下り、国道に出る。 JR紀勢線高架下の国道に、和歌の石碑があった。この辺りは昔は名高と呼ばれていたようだ。 海南駅前に東京方面行の長距離バス停があった。1日4本も出ている。需要が高いのか・・。 一方…

紀の国訪問記(86)藤白神社、鈴木屋敷跡を見て、海南駅に戻る。

藤白神社から一段下がった場所に鈴木屋敷跡がある。 目分量で、500坪~1000坪はありそうなかなり広い敷地だ。 藤白神社、禰宜の鈴木氏、等々の説明書きがあった。 屋敷跡に併設されていた庭園跡だ。 藤白神社の一段下に旧鈴木屋敷の跡地がある。かな…

紀の国訪問記(85)全国鈴木家総本家の藤白神社に参拝。

この鳥居に続く道は1000年前の熊野古道そのままの道だ。 長屋門の社務所の先に藤白神社本殿がある。 社務所には鈴木姓に関連する展示品で溢れている。 お巫女さんが不在で、社務所の中に入ることは出来なかったが、中にはいろいろと鈴木関連の品々が置い…

紀の国訪問記(84)藤白神社への道すがら。

熊野古道の案内板を読むのは、一休みになって丁度良い。 藤白神社ももう間もなく先だ。 熊野古道の古い石の道標なども立っている。 熊野古道も今はコンクリ道になっていて、道路沿いの家もモダンだ。沖縄で咲くユウナの花も咲いている。 普通の歩行なら駅か…

紀の国訪問記(83)海南市、藤白神社へ。

海南市は中々の工業都市だ。 鉄道が高架になっていて、この海南駅ビルもそれに合わせて新築されたようだ。 駅前広場も広く、大きく整備されている。 海南市案内図。藤白神社はどこだ?? 和歌山市の南隣の海南市。50年前にこの町を自転車で通り過ぎたかど…

紀の国訪問記(82)海南までの沿線風景。

梅で有名な南部駅(みなべ)を過ぎると、電車は海岸沿いを走る。 3日前に見た太平洋だ。この海の向こう側には徳島の海陽町がある。 電車は再び内陸部を走る。 周囲はミカン畑だ。 和歌山は人口的には弱小県に一つに数えられるが、物産、産業は中々豊富だ。…

紀の国訪問記(81)田辺駅前の弁慶像を見て、次の藤白神社に向かう。

紀伊田辺駅前ロータリー。日曜早朝で、タクシーを除いては人も車も出入りがない。 駅前ロータリーには武蔵坊弁慶の大きな像が立っている。 弁慶がこの町の出身だったとは、ここへ来るまで知らなかった。 ホテルでの朝食。朝一番の7時に食べて、7時半の特急…

紀の国訪問記(80)田辺街歩き。

大きな鳥居だ。これが闘鶏神社の一の鳥居かも知れない。 参道の奥に闘鶏神社の森が見える。 鳥居の外はこの町のメインの通りだ。 左に進んで行くと田辺港に出るのだが、今日は時間も無く、やめて置く。 闘鶏神社に来た時は、大通りから外れた横の近道を通っ…

紀の国訪問記(79)闘鶏神社の参拝を終えて、ホテルに戻る。

闘鶏神社を帰りしなにもう一度振り返ると、高校生の一団が集団参拝にやってきていた。 わざわざ戻って弁慶湯を聞くことも無いので、そのままホテルに戻ることにした。 ちょっと目を離して、もう一度振り返ると、先の高校性の姿はもう消えていた。 ここが闘鶏…

紀の国訪問記(78)田辺・闘鶏神社に参拝。

闘鶏神社本殿は現在修復工事中だった。 歴史の古い神社だけに境内の樹木も鬱蒼としている。 摂社、大黒さんとえびすさん。元々は親子の神様だ。 重文の社殿ではあるが、シートに隠れて見えない。 闘鶏神社とは随分変わった名前の神社だ。普通神社と言うと、…

紀の国訪問記(77)田辺闘鶏神社へ。

ホテルの部屋から駅前広場を見る。 今日も朝から天気は良さそうだ。 朝食前に駅近くの闘鶏神社にお参りに行く。正面が田辺駅。左のビルがステーションホテル。 近道を歩いて行ったら、神社の横門に出た。 今日も天気は良さそうだ。ホテルの窓から東の空に朝…

紀の国訪問記(76)田辺駅前喫茶レストランで最後の夕食。

田辺ステーションホテルにチェックイン後、三日前に昼食を摂った駅前飲食街のTimeへ又やってきた。 今晩はハモの唐揚げ。白身の美味しい魚だ。 疲れた身体にはビールも美味しい。 メバルの煮つけも美味しく頂いた。 旅行は好きだがお金持ちではないので、白…

紀の国訪問記(74)白浜ビーチを通り抜け三段壁へ。

白浜ビーチは想像していたよりも広い浜辺だ。 若い人は海に憧れる。このコロナ禍でもかなりの海水浴客がやってきている。 皆それぞれひと夏の海を楽しんでいる。 砂浜温泉もあれば、海中展望もあって、白浜は遊びには事欠かない。 白浜漁港を通過し、白浜ビ…

紀の国訪問記(72)南紀白浜へ。

中辺路バス停留所を出たバスは、川沿いに緩やかな下り坂を進んで田辺に向かう。 バスは田辺駅、白浜駅を経由して、白浜の海に出る。 白浜は関西一のリゾート地。海沿いには大きなリゾートホテルも見える。 白浜漁港。漁船とレジャーボートと半々だ。 昔の田…

紀の国訪問記(71)中辺路の里。

トンネルを抜けたバスは穏やかな里山、中辺路に出る。 最初の停留所、集落の中にある中辺路道の駅。 次の停車は中辺路停留所。4-5分、長く停車したので、バスの外に出て、周辺を見る。 実に平和そうな集落だ。運転手に美術館の方向を聞いたが、詳しくは知…

紀の国訪問記(70)紀伊田辺・白浜行きバス停にて。

熊野古道はこの図にあるように5方向からやってくることが出来た。吉野の大峰山からの吉野奥駆け、高野山ルート、ポピュラーな田辺からの中辺路、等々。 紀伊山地は神々の宿る、特別な土地なのだ。 さて、県道上のバス停にやってきた。この鉄板の簡易階段の…

紀の国訪問記(68)日本一の大鳥居を見て、熊野川・渡瀬(わたらせ)へ。

熊野本宮の元の社殿があった場所、大斎原に立つ日本一高い大鳥居。高さは約40mもある。後ろの森も150年で立派に茂っている。 バスターミナルの前には2棟の大きな建物がある。右側が案内センター兼事務所、直売所になっている。 あれ、この建物は熊野…

紀の国訪問記(67)熊野本宮大社を下山する。

正面の中門の先が4殿境内になっている。右手にお札販売、左手に社務所がある。 4殿の参拝順序は正面の社殿から、順番が振ってある。 社務所の前に拝殿がある。 重厚な建物だ。 1日に何カ所も訪問し、しかもバスによる長距離移動。バスの本数は少ないし、…

紀の国訪問記(66)熊野大社と一遍上人。

熊野本宮大社は、4棟の社が横並びしている。 横幅の広さは100mを越えている。 正面の本殿にこの宮の主祭神が祀られている。 熊野大社、速玉大社、那智大社、の3社が仲良く並んでる。 158段の石段を登った台地の上に4棟の社殿が並んで建っている。…

紀の国訪問記(65)熊野本宮大社に参拝。

バスターミナルの道路の向かいには熊野本宮の参道が見える。 これから158段の石段を登り、社殿に向かう。少しは参詣者の姿も見えてほっとする。 参道脇には、年間行事、例大祭等の写真パネルが掛けられている。 そうこの本宮は一遍上人との縁が深いのだ。…

紀の国訪問記(63)熊野川の砂利河原。

突然降り出した大雨は、又さっとどこかへ行ってしまった。 雨は完全に上がったようだ。河原がまぶしい。 川は大きく蛇行し、内側に広々とした河原を作っている。 川向こうには人家がいつまでも続いている。 急峻な山間を縫うように流れる熊野川は、多くの場…

10.24(日・晴れ)1日在宅。東京コロナ感染20人以下。

昨夜飲み過ぎて、今朝は不具合。パソコンに向かう気にもなれない。昼間NHK囲碁とテレビドラマ、京都地検、捜査検事、近松を見てから買い物に出かける。買い物から帰り、漸くパソコンに向かう。もういつ崩れても良い、いつ崩れるかも知れない身体。人生長生き…

紀の国訪問記(62)雨の熊野川。

熊野川の水は綺麗だ。川砂利もそのまま保存されていて、白くて綺麗だ。 山の向こうに雨雲が掛かって来た。 かなり強い雨が急に降って来た。 8月、南国風の驟雨だ。 熊野は雨の多い土地だ。紀伊半島が海につき出し、半島の中央部、大台ケ原には2000mを…

紀の国訪問記(61)熊野川を上がる。

新宮郊外の小さなトンネルを抜けると、直ぐ右側に熊野川が見えて来る。 四万十同様、大きな川だ。 多雨地方の川、川幅も広く水量も豊富だ。 山は迫り、崖崩れの跡も見える。 紀伊半島を北から南に流れ落ちる大きな川が南紀には二つある。その内古座川は近年…