ちゃおチャオブログ

日々の連続

紀の国訪問記(88)和歌山城へ。

和歌山駅外観は随分とモダンだ。以前とは隔世の感がある。

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駅構内の案内センターで聞いたバスに乗って、和歌山城に向かった。

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裏門を入った所にある案内板。流石紀州60万石、大きなお城だ。

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堀も大きい。江戸城位ありそうだ。

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和歌山駅に降り立ったのは何年ぶりだろう・・。かれこれもう30年以上にはなるだろう。大阪から高野山へ行くのに、当時は南海の直通電車があることは知らず、大阪からこの和歌山にやってきて、奈良線で橋本に出て、そこから登山電車で高野山へ行ったのだが、その時ここ和歌山駅で下車し電車を乗り換えた。季節は4月で、何か春寒の陽気だった。これから山岳都市へ行くのに山上は寒いだろうと思った。当時の駅ビルは古くて、2階か3階建てで2階に衣料品売り場があって、リバーシブルのハーフコートを買って高野山に向かった。

 

今日は今回初めて駅ビルの外に出た。外から見る和歌山駅は大きな複合ビルになっていて、随分とモダンだ。近鉄デパートなども入っている。当時とは隔世の感だ。構内にある案内センターで、和歌山城への行き方を聞いた。何ルートかの市内循環バスがあって、駅前のバス乗り場を教えてもらった。そこから更に紀三井寺への行き方を聞いたが、案内嬢はどうもバイトらしくて、余り詳しく無い。取り敢えずは和歌山城に行き、その後はそこで考えることにした。ついでに根来寺の行き方を聞いてみたが、お寺の名前は知っているものの、生き方については全く分からず、スマホで検索するような状態だ。午後の半日で、どの道根来寺まで行く時間はないだろうし、「もう結構です」と言って、バス停に向かった。

 

市内の幾つかのバス停に止まり、市役所前のバス停で下車し、お城に向かう。今まで全国各地のお城を見て歩き、100名城と数えられるようなお城の半数以上は巡っているが、この城は初めてだ。大体和歌山市内を移動するのは今回が始めてだ。50数年前、名張から自転車でやって来た時は、橋本から紀ノ川沿いを下り、和歌山市内には入らずに、郊外をショートカットする形で海岸に出たので、その時は和歌山城も見ていない。

 

今バス停からお城の裏門のような場所から入城する。堀も大きいし、縄張りも広い。流石徳川御三家紀伊60万石の大藩の面持ちはある。徳川八代将軍、暴れん坊将軍吉宗公は幼少時、このお城で遊んでいたのか・・。入って直ぐの場所に案内板が出ていて、この城は石垣が自慢のようだ。その石垣で造られた坂道を登って、本丸に向かった。

 

裏門から本丸に向かう。ジグザグの石組は如何にも戦術的だ。

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広い場内で歩くのも大変だ。

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何か謂れのありそうな石像が置かれている。

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ああ、この城も又石垣が自慢のようだ。

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