ちゃおチャオブログ

日々の連続

11.30(火・晴れ)全面鎖国令。やり過ぎの岸田内閣。

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昨日昼過ぎ、総理官邸のぶら下がり会見の場で、唐突な鎖国令が発表された。それも今から10数時間後の今日深夜0時からの鎖国だ。この決定の責任は全て自分にある、とやや高揚した面持ちで、発表。記者からの質問は受け付けなかった。

この戯けもの! 何を高ぶっている! 日本を一時的とはいえ鎖国する重大決定を僅かな取り巻きで決めて、閣議決定した。閣僚からの反対はなかったのか! この腰抜け閣僚ども。

今回の南ア株、オミクロンで鎖国した国はイスラエルしかいない。イスラエルは今なお戦闘状態で、特殊な国だ。G7の大国日本が、この様な極端な決定をしたら、表向き物笑いにする国はいないとしても、腹の中では笑っている。「羹に懲りてなますを吹く」日本と。

誰の差し金でこんなバカげた決定をしたのか、そのプロセスは不明だが、総理と言う最大の権力を有している者は、よくよく考えた上で、最終決定をしなければならない。鎖国が日本全体に及ぼす大きな影響も考えて、決定しなければならなかった。

まだ感染者が一人も出ていない日本で、アフリカ以外の先進色ですら100人にも満たない感染者数で、全面鎖国とは一体何を考えて決定した! そのプロセスは明らかにしなければならない。

オミクロンは確かに他の株よりも感染力は高い。だが、その反面弱毒化している。従来のデルタ株、インド株の推移を見れば、このコロナ株の特性は容易に判断できる筈だ。このコロナ株は人との親和性を求めて、徐々に弱毒化していく。最後には通常のインフルエンザのような病原体に変わっていくだろう。ペストにしても梅毒にしてもエイズにしても皆同様の経過を辿っている。人に棲みつくには宿主を殺してはならないとの自然の摂理をこれ等の病原体は持っている。先天的なものだ。病理学者はそれが分かっていても口にはしない。昨日のコロナ感染死者は僅かに一人だ。今年は少ないが、毎年インフルでは数千人の人が亡くなる。肺炎では数万人の人が死亡する。これ等の通常の病死と比べてもコロナ死は最大に管理されている。

この管理された病原体に対し、腰を抜かしたような唐突な昨日の鎖国令だ。江戸湾に浮かんだ黒船を見て、腰を抜かした将軍様の慌てぶりが目に浮かぶ。

こんな腰の定まらない総理に日本を任せてよいのか! 何かあればすぐにでも180度方向を変え、後先、行先も分からない船長に日本を任せてよいのか! 

直ぐにでもこの鎖国令は元に戻しなさい。総理の面目もあるだろうから、今すぐにとは言わない。2週間待って廃止しなない。2週間経っても現状とは全く変わらない筈だから。政治は国民を脅かせばよい、というものではない。国民に安心感を与えるのが最良の政治で、総理はドタバタ、アタフタ、見苦しい姿を見せるべきではない。

 

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