ちゃおチャオブログ

日々の連続

10.16(水・晴れ)長野県議裁判と頂きりりちゃん。

 

3年前、塩尻の老舗酒造会社の事務室で美人の奥さんが殺害され、翌朝、小学生の長男が死体を発見した。当日、夫の丸山県議は議会の用事で長野市に出張して、当日は市内の議員宿舎に泊まっていた、との主張である。

 

長野と塩尻とは車で1時間程の距離だ。県警、地検はオービスNシステムで、丸山の車が夜間長野ー塩尻を往復していることを掴み、翌年、逮捕起訴された。丸山は高速道を使わずに、一般道で往復したようだ。その裁判員裁判が今日から長野地裁で始まった。丸山被告は無実を主張している。

 

丸山は深夜の往復はしていない、との当然の主張だが、この警察、検察の監視システムがどれ程確固たるものか・・。あやふやな映像だったり、車両の種類は良いとしても、ナンバーまでの特定が出来ているかどうかが、有罪無罪の分岐点になるが、裁判でどれ程明らかになるだるか・・。

 

具体的な物証が報じられていない中、このオービス以外の補強証拠がないとすれば、その信頼性は重要だ。中国のような監視社会、監視カメラで囲まれた生活が良いとは思わないが、こうした犯罪を防止し、又、事件が起きた際の有力な証拠となるものであり、より一層の監視網を作って行くのは不可欠かも知れない。幾つもの監視カメラで見張っていれば、彼が犯人だったのか、犯人でなかったのかは、カメラの目で一目瞭然になっていたかも知れない。

 

頂きりりちゃん、こと渡辺被告(26)は3年ほど前、SNSで3人の男性から1億5000万円を頂いた詐欺罪で逮捕起訴され、1審名古屋地裁で懲役9年罰金800万円の判決を受けたが、昨日名古屋高裁で改めて懲役8年6か月、罰金800万の判決を受けた。それを不服として今日上告したが、上告は棄却されるだろう。

 

若い女が男を騙して1億円以上もの貢ぎ金をせしめる。懲役8-9年はせしめた金額からすれば短いものだ。娑婆に戻って来てもまだ40前。どこかに隠した億単位のお金で、充分余生を楽しめるだろう。無駄な足掻きは止めた方がよい。