ちゃおチャオブログ

日々の連続

1.10.(金・晴れ)キチ害の裁判。浅間。

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3年半前、津久井ヤマユリ園で19人を殺した殺人犯、植松被告の裁判員裁判が昨日から始まった。被告は今もなお、精薄者を殺害した自己の正当性を主張しているが、弁護士は本人の精神異常で無罪を主張している。

19人の犠牲者の中で、一人だけ実名報道を承諾した親がいたが、他の家族は匿名報道で、裁判も被害者AとかBの呼称で行われた。

23歳で殺された娘さんの親は偉い。本人は人間であり、ロボットとか機械のような記号で呼んでもらいたくはなかったようだ。精神薄弱を隠すことはない。一つの病気で、その治療を受けていたのだから。だが、殺人犯が死刑を免れるために精白を装うには許されない。正直に裁判を受け、死刑を受け入れるべきだ。

そもそもこんな異常を装うような男を長い時間と費用をかけて裁判を受けさせることにどんな意味があるのか。キチ害であれ、正常であれ、即決裁判で即死刑にした方が遺族に対する救済になるだろう。

思い出されるのは先日の熊谷6人殺害のペルー人殺人犯の東京高裁判決であり、1審の裁判員裁判の死刑から無期に変更。これに対し、検察は控訴せず、被告の三、精神異常で無罪を主張し、最高裁に上告している。

日本の裁判制度がおかしくなっているようだ。

 

津久井やまゆり園事件から3年半経っているが、自分はその1年後、高尾山から小仏峠を越えて津久井に出て、園に慰霊に行ったが、あれからまだ2年も経っていないのに、急速に足腰が弱り、再び高尾に登ろうとの意欲も減退している。

今日は冬の好天で、久しぶりに浅間を歩く。段々春が近づいてきて、散歩している人もちらほら見える。夕方も陽が伸びてきた。5時過ぎてもまだ明るい。

 

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