ちゃおチャオブログ

日々の連続

サイゴンの3日間(33)雲に乗って帰国。

今日の天気は少し薄雲がかかっていて、眼下のサイゴンも良く見えない。

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ちょっと進んで、ダナン沖の海岸線が見えてきた。

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JAL朝食の時間です。

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その後はずっと圧雲に覆われる。

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かなり飛んで、次に沖縄辺りの離島が見えてきた。

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サイゴン、タンソンニャット空港から東京成田までの飛行時間は約6時間。従って朝8時に離陸するJAL機はサイゴン時間で午後2時に到着するのだが、東京との間に2時間の時差があり、東京タイムでは既に夕方の6時になる。飛行機の中で殆ど丸1日を費やすことになる。しかし無職の男には別段早く帰っても何かすることがある訳でもなく、時間はいくら掛かっても構わない。

 

サイゴンを離陸した時から天候は今一つだ。せっかく窓際の座席を予約したのだが、窓の下には薄い雲がかかっていて、サイゴン市内もサイゴン川も良く見えない。50年前の米軍パイロットもこんな風にして、眼下の平原を眺めていたか・・。当時べトコンにはロケットランチャーなどはなく、パイロットは撃墜される心配もなく、サイゴン上空を飛行していたのだろう。機は海岸線に沿って北上し、ダナン近郊の美しい海岸線がチラと見え、その後は洋上飛行となった。眼下は一面の雲。雲に乗って北上しているようだ。だからいつバシー海峡台湾海峡を過ぎたのか、はたまた台湾上空を飛んだのかはさっぱり分からず、次に見えてきたのは、雲の切れ間から沖縄の綺麗な小島、海の色だった。

 

それも一瞬の間で、再び雲の上の散歩。自分は飛行機の上から雲を見るのは好きだ。雲の種類は千差万別、一つとして同じ形の雲はない。それも絶え間なく形を変えたり、或いはじっとして微動だにもしないで、本当に地平線の先まで続く大雪原を見るような感覚。尤も雲の上だから地平線とは言えないが・・。そんな風にして、雲を見ている限り、飽きることはない。

 

次に雲の切れ目から大阪湾のような形の海が見え、少し進んで雲の上に富士山が少しだけ頭を出していた。和の国、日本だ。それから間もなく、外房、九十九里の海岸線が見えてきて、機は定刻通り、東京時間午後4時に成田空港に着陸した。4泊5日、実質3日間のサイゴンの旅は漸く終了した。今回の旅行ではLucyさんと知り合え、又次にサイゴンへ行く楽しみが増えた。さて、次のサイゴン行はいつにしようか・・。

 

次に雲の間から大阪湾が見えてきた。

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雲の上に富士山がちょこんと頭を出していた。

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そろそろ外房だ。

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ほぼ満席。7割、8割がベトナム人のお客さんだ。

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午後4時成田空港到着、4泊5日のサイゴンの旅が終了した。

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