ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(32)西天景区・山頂の寺院。

山頂にも寺院があり、今度はこの寺院に入ってみる。
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山の中の寺院、どこも同じような造りで、それ程変わり映えのしないものだった。
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観音様か、阿弥陀様か・・
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ああ、羅漢像だろうか・・。
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仏と言うか、その辺にいる人のようでもある。
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この西天景観区の山中には一体幾つの寺院が点在しているのだろう。時間が無くて寄らなかったが、梅福禅院の奥にも何かもう一つ別のお寺があるようだったが、全部を見て回ったら切がないので、割愛させてもらった。そういう事で真っ直ぐ山頂に戻り、先刻オミットした山頂の寺院を訪問することにした。この山の一番高い場所にある寺院だから他を圧倒しているだろう、との秘かな期待を抱いて向かった。

が、しかしそこも又他の寺院と同じような寺の造りで、仏も特段変わったものではなく、観音様だった。山中の寺院だから、敷地が限られていて、どこもこじんまりしたサイズだったが、ここも同じようなものである。しかしまだ午前中だからなのか、参詣者には全く出くわさず、昨日見た普済寺の犇めくような人の数、ロープウエイで上がった佛頂山の寺、等々かなりの参詣者がいたが、この西天景観区までやってくる奇特な参詣者はいないのか・・。尤も、自分にしても、今朝は単に山の上から島の眺めを見ようと登って来たのであって、山中にこれ程の寺院があったとは、山に登ってから初めて分かったことではあるのだが。

山頂寺院をさっと参詣し、下山に着く。それ程ゆっくりできる時間的な余裕もない。一旦部屋に戻り、リュックをピックアップし、港のフリー乗り場まで歩かなければならないのだ。高度が下がってくるに従い、町の様子がより身近に見えてくる。この山に登る前、団地の脇からこの山の岩場を眺めたが、今はその大岩の上の辺りにいるのだろう。真下に洗濯場が見え、まだ誰か選択している人もいる。もう9時は回っているが、ゆっくり起きたに違いない。二手に分かれている下山道を今度は登って来た時とは反対の方向に下りて行くことにした。
 
 
 
 
 
下る途中、再び見晴らし台に立つ。
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対岸の島、多分舟山市だと思うが、街のビル群が見える。
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四阿もこれで見納め。先刻の運動家はもう帰ってしまったようだ。
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山をどんどん下ってくると、昨夜泊まった団地の建物が、同じ高さに見えてきた。
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真下を覗くと洗濯場にまだ洗濯をしている人もいた。
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