ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南10都市巡りの旅(47)豫園の屋根の飾り。

壺中に入る意図なのか、こうした壺の形をした入口が随所にあった。
 
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ああ、前方に龍の屋根が見える。
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その前で1枚記念写真を撮りましょう。
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竹林も広がる。
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小広場で建物や屋根に見入るツアーメンバー。
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この反り返った屋根は如何にも中国風だ。
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時間は前後するが、今載せているこの旅行記はほぼ1年前のことである。次から次に旅行をし、旅行記が時間に追いつかない感じである。そうした昨日の旅行記の中に、当方知友の竜司さんとゴンタさんからそれぞれ二つのコメントが寄せられていたので、今日はそのことに関し、1年前の写真を見ながら、この旅行記を書いて行く次第である。

最初の竜司さんからの昨日のコメント、「肝心の龍の爪が3つの屋根が見えないねえ。」との指摘に対しては、当方この庭園ではかなりの枚数の写真を撮影し、一度にブログに載せられない関係上、何回かに分けて載せているのだが、今日はその竜司さんのリクエストにお応えし、屋根の写真をふんだんに載せることにした。

この豫園を特徴づけるものの一つに、その独特に反り返った屋根瓦がある。当方が20数年前最初にこの庭園を案内された時、ガイドが時間を割いて説明したのはこの屋根の龍の飾りのことであり、当時は太湖石などよりもこの屋根に観光の重点が置かれていたようである。

その時聞いた話では、屋根瓦に龍の彫刻が輸されるのは皇帝だけであり、どんな金持ちでも許されない、ということだった。今、添乗員の陳さんも同様の説明を行っている。ただ、当時も今も屋根瓦に関しては、日本にも大きな鬼瓦や、装飾屋根などあって、それ程大きな感銘を受けなかったが、中国人にとっては、「龍の瓦」と聞くと、特別な思いがするのかも知れない。しかし、当時は無かった三国志の武将の飾り物など、中国は時々刻々、屋根の装飾に関しては腐心しているようだ。

ゴンタさんからの同様なコメント、「太湖石の価値が判らないのでコンナ石ばかりがゴチャゴチャと積み上げられているこの園には其れ程の感動は無かった。」は正に、大半の日本人が感じるであろう印象で、太湖石に関しての日本人と中国人との価値観の違いは、殊ほど左様に大きな隔たりがある。斯くいう当方も、この石庭を見ていて、ゴンタさんの感想、「日本庭園の方が遥かに美しい」と思う一人である。
 
 
 
 
ああ、特徴ある屋根が見えてきた。 塀の上を龍がのたうっている。
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何だ?この屋根の上の飾り物は? 以前はこんなものなかったように思ったが・・
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ああ、三国志? 中国人なら誰も好きだ。
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ああ、ありました、龍の屋根瓦。
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これぞ昨日竜司さんが当方ブログにコメントしてた「三本爪の龍」だ。三本足でない処が面白い。
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さてこれを最後にツアー客も豫園の観光は終了となる。
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