ちゃおチャオブログ

日々の連続

10.15.(火・雨)最悪のインド旅行から帰国。

 
昨夜7時半、ニューデリー空港を飛び立った、JALの新型機、787-8は順調且つ、快適な空の旅で、今朝6時半成田空港に着陸した。インドとの時差が3時間半あるので、実質飛行時間は7時間半程であるが、例のごとくで、深夜便は寝付かれない。乗客率は約50%程で、横になるスペースはあるのだが、何故か寝られない。前後の人の気持ちよさそうないびき音が羨ましい。
一つの救いは、この機には二人のタイ人Cabin Attendantが乗務していて、その内の一人フアーンさんと仲良くなれたことであり、機内でのタイ語の勉強にはかなり役立った。こうした愛想の良いスチューワーデスがいると、又直ぐにもJALに乗りたくなると言うものだ。然し彼女の勤務がインド線だとすると、会うのはもう無理かも知れない。
 
インドに着いた二日目、ミノルタの一眼レフが盗まれてしまい、バラナシのホテルの部屋からガンガ川の水浴び風景の望遠撮影を楽しみにしていたが、それも敢無く出来なくなった。
更に、いつも重宝していたポケットデジカメも同時に盗まれ、以後の旅行は暗澹たる思いで行かざるを得なかった。
 
然し、はたと思いついたのは、携帯電話が無事で、これを唯一の頼みとして、以後の旅行を落胆せずに、前向きに行くことだった。
 
前回の2か月前の旅行は阪急トラピックのグループツアーで、添乗員もしっかりしていて、ホテルもマハラジャの泊まる豪華ホテルで、一部の不満はあったが、殆ど満足できる旅行で、今回ビザがまだ11月まで有効であったため、今回急遽一人で旅行したものだった。
 
一人で旅行し、直接インド人に触れることが出来たが、殆ど大半、90%以上のインド人は嘘つきで、信用ならず、平気で約束を破るという事。
2台のカメラが盗まれたこと以上に、このインド人の堕落振りは衝撃的だった。東南アジアの他の国では、これ程酷い状況を経験したことはなかった。
 
そうしたインド人に対する強い不満、批判はあっても、何はともあれ、身体一つ、持って行ったお金も殆ど使い果たしてしまったが、無事に帰国できたことは喜びとしたい。
 
東小金井駅前で遅い朝食を食べ、帰宅したのが10時。早速パソコンを開いたが、長期旅行後の常の現象でパソコンがいう事を利かない。あちこち操作し、回復しないので、結局JーComに電話し、回復作業を進めたが、漸く旅行以前の状態に戻ったのは既に5時過ぎ。昨夜から一睡もしていないので、疲労は高まっている。
雨の中、明日からの食糧事情もあり、果物等の買い出しに出たが、漸く夕食も終え、今日はこれからお風呂に入って、布団に横になりながら、溜まった新聞を読むことにしよう。
疲れた。旅行日記は明日やろう。どの道、ちゃんとした写真が無いのでいつやっても同じことだろう。この1行をタイプするにしても、4-5回はミスして打ち直している。
全く最悪、最低のインド旅行は、今日で終わろうとしている。食後、お土産のダージリンを開け、たっぷりとミルクを入れて、仏にも捧げた。多分喜んでくれるに違いない。