ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(106)「相国寺」の五百羅漢堂を出て蔵経堂へ。

最後に又仏にお礼し、御堂を出る。
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五百羅漢殿。数えきれない仏に圧倒された。
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ここの御堂の屋根は六角形になっている。
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ああ、ここにも又巨大な太湖石が置いてある。巨万の価値があるだろう。
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さて次の御堂に向おう。
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広い境内には大勢の参詣客が犇めいている。
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その佛の数の多さに圧倒されて五百羅漢堂を出る。外から見るとこの建物の屋根はユニークで六角形をしている。奈良の夢殿とか京都六角堂も六角形の屋根をしているが、数多くの仏像を安置し、巡回するように配置する為にはこうした六角形の方が真四角の建物よりも都合が良いのかも知れない。

境内が広く、次の建物まで中庭を歩く。街中にあるお寺だからか、どこも大勢の参詣客で溢れている。これ程多くの中国人が仏教に関心を持っているとは!次の堂宇に向うと、正面に何か難しい篆刻のような文字で建物名が掛れている。タイの装飾文字に見慣れているので、この文字もよくよく見れば読めない訳ではない。「蔵経堂」と書いてある。

日本のお寺では殆ど見かけない「蔵経堂」。中国の大寺では大体どこでもこの「蔵経堂」が置かれている。ここへ来る以前、洛陽の「白馬寺」へ参詣したが、そこにも大きな「蔵経堂」があり、本物か複写か判断出来なかったが「大般若経」とか「理趣経」などの経典、仏典が置いてあった。

この蔵経堂にも同じような大部の経本が保管されているに違いないが、今正面に見えるのは仏の姿だけである。経本、経典に関しては坊さんに任せておけば良い。極彩色の仏像に時々は両手を合わせ、この御堂を出た。
 
 
 
 
難しい文字で書いてある。何の御堂だろう。
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大勢の参詣者が中に入っている。
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ああ、神々しい御仏だ。
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若き日のお釈迦様。
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この寺では新たに台湾から千仏光明燈塔を勧請しているようだ。
「一灯能除先年暗一智能灰万年愚」とある。
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「智恩報恩」。誰の書だろう・・。すっきりした書体だ。
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御堂を裏に廻る。ああ、「蔵経楼」だったのか・・。
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