ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(98)自転車ドライバーとの昼食。

自転車タクシーは更に狭い路地の奥の方へ入って行く。
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昔風の街並みが続く。
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すれ違った自転車タクシー
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食堂のある一角にやってきた。
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地元の中華料理がたべられる!
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食材を自分で選んで、その場で調理してもらえる。
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ああ、ピータンもある!
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運河に住む人々の生業を眺め、自転車ドライバーは更に旧市街の細くて込み入った路地を進んで行く。彼女にしてみれば、良い日本人のお客さんを掴まえた、と、大サービスに努めているのだろう。チップをはずんで貰えるとの期待もあったかも知れない。

路地は車が入れず、こうした自転車タクシーでないと通れない。通行人とすれ違う時など、軒下すれすれに走らせるが、彼女は経験的に車幅とか屋根の高さなどは頭の中で理解しているのだろう。どこかにぶつけたり、接触したり、と言ったことはない。

そろそろ昼近くになった。どこか適当な食堂へ案内してもらうことにする。旧市街の一角にちょっとした商店街があり、その中程に食堂があった。彼女を自転車に置き去りにするのは可愛そうで、一緒に食堂へ入るよう誘う。乗客から食事を誘われたことなどなかったのかも知れない。最初の内はもじもじ、遠慮がちにしていたが、食事が出され、箸をつけ始めたら、遠慮もなにもない、かなり旺盛な食欲で、ご飯など3回もお代わりした。肉体労働だからエネルギー補充に大食漢になったのかも知れない。しかし、その食欲の割には太ってなく、60キロ以上もある人を乗せて毎日何時間も自転車を漕ぐのは、矢張り重労働には違いない。

食事を終えて一休みするでもなく、彼女は又直ぐにも自転車にまたがり、引き続き市街地の観光に走らせる。しかしどこへ行っても運河が多い。旧市街は運河だらけと言っても良い。運河で守られた街だ。軍事上も防犯上も運河は一定の役割を果たしてきたのだろう。自転車はそうした運河の旧市街を通り抜け、漸く新市街にやってきた。
 
 
 
 
最初はもじもじしていた自転車ドライバー。
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料理が出て来たら、良く食べる!
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ビールも遠慮がちに飲んでいた。
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さて食後直ぐにも又市内観光に走らせる。
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しかしこの旧市街に運河は一体幾つあるのだろう。
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又々写真を1枚撮ってもらった。
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さて、漸く旧市街の運河地帯から抜け出した。
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