ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(108)紹興、丘の上の塔からの眺め。

魯迅故里を出て、紹興の街を歩く。
イメージ 1
 
 
最初に向かったのは丘の上の塔。
イメージ 2
 
 
この辺は丘を利用しての閑静な公園になっている。
イメージ 3
 
 
ああ、七重の塔が丘の上に建っている。
イメージ 4
 
 
塔までの途中の公園。
イメージ 5
 
 
ああ、この塔は自由観覧ができるようだ。
イメージ 6
 
 
塔の真下に立つ。ああ、七重の塔だ。
イメージ 7
 
 
日本のお城のような狭い階段を上り、塔の最上階に向かう。
イメージ 8
 
 
塔の真ん中の芯柱の部分は空洞になっている。
イメージ 9
 
 
 
 
紹興は今回初めて訪問した町で、海岸縁に近い、平坦な町かと思っていたが、町自体は海には面してなく、少しばかり内陸に入ったところにあり、今朝、ホテルの部屋から街並みを眺めると、案外、起伏のある町である。ローマではないが、七つの丘のある町と言って良い。

その七つの丘にはそれぞれに仏塔や五重の塔、七重の塔などが建てられていて、この街がお酒の街のみならず、歴史的、文化的彩もある街と思われた。魯迅故里を出た後、自転車タクシーの女性がどこかへ行ってしまったので、これからは自分の足で街を歩くことにする。手始めに故里から一番近い丘の上に建つ塔を目指すことにした。

紹興は古い町だけあって、通りを歩いているとあちこちに骨董店が点在している。本当の骨董品か、インチキ骨董かは中国のことだから、中々安心しできないが、それでもこれだけ店があるという事はそれだけの需要があると言うことだろう。街並みを30分程歩いていると、丘の麓に出る。本当に丘で精々高くても200mもないだろう。兎も角その塔を目指して小山を登る。

20-30分程登ると塔の下に到着する。余り訪ねてくる人もなく、周辺は殆ど無人だ。塔も又、入場制限するでもなく、自由に出入りできる。勿論無料だ。上階に上がってみる。丘の上の七重の塔。さぞかし見晴らしも良いだろう。日本のお城の天守閣の急階段を上るようにして最上階へ行くと期待通り、360度、紹興の街が見渡せる。

七つの丘。矢張り間違いない。なだらかな起伏の小山が町を取り囲むようにして点在している。奈良に大和三山があるように、この街には七つの丘がある。越王勾践がここを都とした理由も分かりそうだ。塔の回廊をぐるりと回る。2回、3回と。昔の王になった気分で、この街を見下ろして。
 
 
 
 
塔の最上階に上り、紹興の街並みを眺める。 遠方の丘が波打っている。
イメージ 10
 
 
紹興は平地にある街だが、なだらかな丘が街を取り囲んでいる。
イメージ 11

 
ああ、こんな高層ビルも建っている。
イメージ 12
 
 
町の中心部の方向。
イメージ 17
 
 
労働者の国だけあって、団地は良く整備されている。
イメージ 13
 
 
ああ、団地の手前にはフリマのような広場マーケットが。
イメージ 14
 
 
丘の上の塔。あの丘にも登ってみたい。
イメージ 15
 
 
10年後、この街を再訪することがあれば、如何に変貌しているか・・
イメージ 16
 
 
魯迅の古里。良い街だ。
イメージ 18