ちゃおチャオブログ

日々の連続

北九州駆け足訪問記(6)平尾台へ。

平尾台へは西小倉駅から日田彦山線・石原町が最寄駅になっている。
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行政上は小倉南区だが、駅は田舎駅だ。
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駅前の様子。殆ど通行人はいない。
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駅舎自体は中々清潔だ。水洗トイレも付いている。
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石原町駅からマイクロバスに乗って40分、平尾台にやってきた。
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周辺の山はカルスト台地になっている。
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過去何回か北九州を訪問しているが、平尾台へ来たことはなかった。場所的に市街地からずっと離れた場所にあり、レンタカーを借りないといけない場所と思っていた。早朝、小倉城を散歩し、朝食を取った後、旧知の知人釘宮さんに電話し、自宅まで見舞いに行く要望を伝えたが、彼は、自宅に来てもらうことを固辞。もう何年も臥せっていて、この様な見苦しい姿を見せたくない、とのことだった。住所は分かっているので、無理にでも押しかけることも出来たが、彼自身が会いたくない、と言っているものを、当方の勝手で無理強いすることはない。

そこで今日1日、夕方の飛行機の時間まで、ぽっかり予定が空いた。ホテルのフロントで平尾台について聞いてみると、麓の駅まで電車で行けるとのこと。それもこのホテルの直ぐ前の西小倉駅から日田彦山線に乗って、石原駅まで行けば、そこからマイクロバスが出ている、とのこと。ああ、日田彦山線か・・。懐かしい名前だ。日田は古い街並みで、その郊外に英彦山がある。「英彦山」と書いて地元民には「ヒコサン」と呼ばれている。「彦山」。冬、まだ参道に雪が積もっている頃、登山した。あの頃は脚も丈夫で、この程度の山の雪山など、殆ど意に介さなかった。

その日田彦山線に乗り、石原駅で降りる。無人駅ではないが、全くの田舎駅。行政上は北九州市小倉南区になっているが、実際は九州山間部の田舎町だ。他に下りた人が7-8人いたが、その内、5人程は平尾台へ行くようだ。1日数本駅と平尾台を往復しているシャトルバスを待っている。

30-40分程待たされ、9人か12人乗りのマイクロバスがやってきて、平尾台に向け出発する。バスは市街地を抜けると直ぐにも山道に入り、石原町の街並みが眼下に広がる。森林地帯を抜けたところが平尾台台地になっていて、駅から30-40分走ったところが終点の「自然観察センター」である。ここから眺める平尾台は、なだらかな起伏の中に、石灰岩の岩が丸みを帯びて台地上に点在していて、まるで羊の群れが放牧されているような感じでもあった。
 
 
 
 
山全体に子羊が群れているようだ。
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窪んだ所などは、鍾乳洞か・・
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自然観察センターの前に立つ案内板。
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自然センターの屋上テラスから周りの集落を眺める。
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ここへ来るまでは全くの山の中かと思っていたが、案外人も澄んでいる。
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自然センターにあった平尾台ジオラマ
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