ちゃおチャオブログ

日々の連続

北九州駆け足訪問記(7)平尾台鍾乳洞へ入る。

平尾台には幾つか鍾乳洞があるが、自然センターに一番近い場所の鍾乳洞へ行くことにした。
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ここは「牡鹿洞」。深い地底に鉄の階段が続いている。
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入口から、こんなに深く下りてきた。
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入口の光があんなに小さく見える。
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暗闇の中に浮かぶ鍾乳石。
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マイクロバスの終点、即ち平尾台の玄関口「自然観察センター」でバスを降りると、あちこちに鍾乳洞の案内板が出ている。カルスト台地だから、鍾乳洞は当然にある。日本は石灰岩の多い国土で、全国あちこちに有名な鍾乳洞があり、その最も規模が大きく有名なのが、山口の「秋芳洞」で、続いて沖縄の「玉泉洞」などあるが、4月に沖縄を旅行した際に立ち寄った「斎場御嶽」(せいふあうたき)なども鍾乳洞の変形なのだろう。奥多摩にも日原鍾乳洞があり、都民には親しまれているが、全国どこでも良い観光名所となっている。

案内板や立て看板などを見ると、「千仏鍾乳洞」とか「青龍窟」と言った、興味をそそる名前の洞窟が幾つかあるが、取り敢えずはこのセンターから一番近い場所、歩いても4-5分で行ける「牡鹿洞」へ行くことにした。入口に小さな土産店があり、そこで500円の入洞量料を支払い、地下へ下って行く。入口のお兄ちゃんが退屈そうにしていたので、余り客は来ないのか・・。

地下へ下りて行く。カンカン音を立てて鉄製の階段を下りて行くと、ひんやりとした湿気を帯びた空気が下から流れてくる。8月の半ば、この高原自体が海抜400m程の高さの場所にあり、平地よりは大分涼しげであるが、洞窟内は更にひんやりしていて、真夏の良い消夏法である。洞窟内の歩道も整備されていて歩き易く、照明も十分で、秋芳洞玉泉洞のような奇を衒うような大きな鍾乳石は無くとも、尤も入洞料が500円だから、そんな程度かも知れないが、約30分の洞窟歩きを充分に堪能できた。
 
 
 
 
秋芳洞とか玉泉洞のような華美さはないが・・
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地表に抜ける空気孔もある。
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鹿や動物などがこの洞に入り込み、死んでいった。獣の墓場。
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葡萄の房のような鍾乳石。
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一番深い底には小さな地底湖(池)もあった。
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