今回も又辞書の「จ」からの勉強です。今回は「จำ」の項目を勉強しました。
「จำ」には2つの異なった意味があります。
1.「覚える、記憶する」、2.「縛る、監禁する」、ですね。
1.「覚える」には「จำได้」(ジャムダイ)=「覚える、覚えられる」、「จำไม่ได้」=「覚えられない、考え付かない」がありました。
2.「縛る、拘束する、監禁する」の意味は、「覚える」よりも広範囲に使われているようです。「จำใจ」など、(心が縛られているから)、「嫌々ながら」の気持ちになるのでしょうか・。「จำเป็น」などもっと強烈で、「ねばならない」、「何かをしなければならない」、半強制状態です。
この「拘束」に関連する言葉で、
「จำนำ」の「質入れ」、「จำนอง 」の「抵当物」、などがあり、「会社」の「จำกัด」もその流れかも知れません。英語でも「Co.Limited」と言いますね。日本語でも「有限会社」という言葉があります。
面白い単語に「จำเลย」=「被告」と「โจทก์」=「原告」があります。
「จำเลย」など、全く言葉通りですね。「縛られたまんま」が即ち「被告」の立場なんでしょうね。
「จ」は他にも色々面白い単語が出てきます。これを攻めていったらかなりの語彙力増強にはなりそうです。