ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(127)未明のバンコク着。

車内のざわつきで目が覚めると、バスは既にバンコク郊外に来ていた。
 
 
 
ピサヌローク(พิษณุโลก)のバスターミナルを見て見たかったが、真夜中で、寝込んでいたようだ。
 
 
 
バンコク郊外、「ランシット」(รังสิต)の手前辺りで、朝日が昇って来た。
 
 
 
バスは高速道を走らず、下の国道を走り続ける。
 
 
 
ランシットから間もなく、北バスターミナル、「モーチット」(หมอชิต)へ到着した。朝の5時半、チェンライを出発してから約9時間半の乗車だった。
 
 
 
 
 
 
チェンライをほぼ定刻近くに出発した夜行バスは、2時間程走った後に最初のトイレ、食事休憩で20分程停車する。当方もバスから降りたものの、更に何かを食べる食欲もなく、タイ風のドライブインを興味深く眺め、バスに戻る。幸いに座席は前から2番目で隣には誰もいない。兎も角寝る努力はしてみよう。

お蔭でいつの間にか寝られたようだ。真夜中にピサヌロークに停車した筈だが、何かざわついた感じを頭の隅か、耳の端の方で捉えたが、目を覚ますこともなく、夢の中のような出来事と思えた。それも朝になり、夜が明けて、バンコク郊外を走る車内で、周りの人が目覚めた後の会話やざわつきで目を覚まし、昨夜のことを思い出した次第だった。本当は大都市・ピサヌロークのドライブインで下車し、どんなか見てみたかったのだが、そこは夢うつつの中で通り過ぎてしまった。

夜が白々と明け、バスの東側、即ち左側の窓から朝日が差し込んでくる。もうバンコク郊外、ランシットの辺りを走行している。ここにはタマサート大学のランシット校があり、国道に面して広大な敷地を見せている。バンコク首都圏の高速道路もここが終点になっていて、バスは高速道に乗るかと思ったが、そのまま下の国道を走り続ける。バンコク北バスターミナル、即ち「モーチット」(หมอชิต)までは下の国道を走って行っても、ここから30分もかからない。乗車時間約9時間。漸く無事にバンコクへ到着することになった。

北バスターミナル、英語ではNorthern Bus Terminalと呼ばれるが、タイ人にはここは昔から「モーチット」(หมอชิต)と呼ばれていた。当方も過去数回ここを利用したことがあり、ここまで来るのに、タイ人に「モーチット」と聞いても、発音が難しく、大概は通じないので、結局英語でいう事になるのだが、英語で「North Bus Cente」と聞いた方が、タイ人には分かり易い。

朝5時半、その「モーチット」に到着し、見慣れた停車場所にバスは横付けする。人々はさぞかし疲れたようにして、バスの胴体から大きな荷物を取り出し、三々五々散って行く。当方も循環バスでチャトチャック駅まで出て、BTSに乗り、ナナ駅まで出てホテルマイアミに到着した。まだチェックインが出来ない為、リュックをフロントに預け、今日は早速チャオプラヤー川の向こう岸にあるお寺、「ワット・パークナム」(วัด ปากน้ำ)を尋ねることにする。平田師がいれば会って話をしてみたい。
 
 
 
 
チャトチャックからBTSに乗ってナナまで出て、ホテルにチェックイン。リュックを預け、早速外に出る。見慣れたおばさんが朝早くから豆乳をを出している。
 
 
 
この姉さんはクレープのようなものを作っている。
 
 
 
近くの屋台で取り敢えず朝食を食べる。
 
 
 
いつもの小母さんから豆乳を買ってやる。
 
 
 
朝食後、チャオプラヤーの向こうのワット・パークナム寺に行くことにした。