ちゃおチャオブログ

日々の連続

「ニュージーランド『感動』の1週間」(24)ミルフォード・トラックの鏡池。

幅10キロ、長さ20-30キロはあろうかと思われる長大なカールだ。こうした窪地に水がたまると、細長い湖ができる。
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周囲の峻嶮な山も氷河で削り取られた痕だ。
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雨が多い地方だから森林も繁茂している。
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ミルフォード・トラックは、こんな険しい峰々を渡りるくのか・・
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いやー、素晴らしい自然が待ち構えているだろう。
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ああ、鏡湖にやってきた。向こう側の山が湖面に映っている。
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全く湖水は澄んでいて、さざ波も立っていない。
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テアナウ湖から先、今バスが停まって、大カールの真っただ中にいるが、この辺りはオタゴ地方と呼ばれているが、特にこのテアナウからタスマン海までの山岳トレッキングはミルフォード・トラックと呼ばれ、Adventure Tour好きの旅行者に取っては、最大の魅力地だ。山あり谷あり滝あり沼あり海あり、で、自然の中に身を置く2泊3日、或は3泊4日のアドベンチャーは、自分の足がこんな風に退化していなければ、是非参加したいものだった。

しかし今は100名山踏破も諦め、一般ツアーに参加するだけになってしまったが、今いるこの大カールの両側に聳え立つ山並みを見ていると、又いつしか、との希望も湧いてくる。しかしそれはもう見果てぬ夢と諦めよう。このカールの中程に無人のトイレがあり、小さな展示室もあったが、剥製のタカへとオーストラリアから運ばれてきて、異常に繁殖したポッサムなどが展示されていた。このポッサムという有袋類の小動物は最初は毛皮用に飼育されていたのだが、今は野生化し、夜行性の動物故、夜間、車のライトの光に飛び込んだりして、翌朝死骸が路上に横たわっていることもしばしばあるとのことである。

トイレの先の方はこのカールの外れに当たるが、一部森林におおわれた湖沼に出る。周辺の山から湧き出た清水が小さな湖沼を作っているのだが、水が綺麗なことと、流れが無いことで、まるで鏡の面のようだ。カールの向こう側の山が湖面に写り、反転している。本当の山と湖面の山との二重写しだ。成程、鏡池とは、この事を言ったのか・・。この様な鏡のような湖沼は日本にも五色沼、女神湖などあるが、ここでこうして眺めるのは又別の珍しさもあった。



この辺り、湿気も多く、苔も凄い。
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木の幹にもびっしり生えている。
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ああ、このふわふわの寄生植物、・・何て言ったか・・。アオラキ(クック)でも生えていて、シェルパに名前を教えてもらったが・・
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この湖沼での生息魚類、動物。ニジマスなどもいるようだ。
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鳥類。国鳥のキウイはもう殆ど見ることは出来ないそうだ。
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あ、いたいたポッサム。ハリネズミみたいな姿だ。
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ミルフォード・トラックの案内図。自然派には一度は歩いてみたいコースに違いない。
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