ちゃおチャオブログ

日々の連続

「ニュージーランド『感動』の1週間」(29)ミルフォード・サウンド写真集。

1眼レフカメラで撮影したミルフォード湾の情景。
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デジカメカメラよりも多少は写りは良いか・・
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湾口に山が迫る。
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ああ、滝も見える。
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フィヨルドの海は、スピッツベルゲンを思い出す。
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全くフィヨルドの海は奥深い。
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山も荒々しく険しい。
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滝が何条にも分かれている。
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個人旅行と違って今回はツアー旅行で楽だろうと思い、重たい1眼レフのカメラを持参した。ツアーであれば個人と違って、持ち運ぶ手荷物も少なく、1眼レフも持ち運びできるだろう、との考えからだったが、いざ実際持って行ったが、使う機会は余りなかった。矢張りポケットデジカメと違って、使い勝手が悪い、スパ、スパ、っと手軽に使用できないのだ。だから折角持って行ったのに、今までに使用したのは、アオラキ(Mt.クック)をハイクした時だけだった。

今日はミルフォード湾クルーズで、船の上だから邪魔にはならないだろう、と、持参した。が、矢張り主に使うのは、デジカメの方だったが、折角持ってきたのだから、と、何枚か撮って見た。後から見ると、矢張り画質も深度もデジカメよりは良いようだ。高いお金を出しただけのことはある。

1時間半ほどの湾内クルーズを終え、再びバスに乗って、朝来た道路をクイーンズタウンまで引き返す。途中は観光もせずにひたすら走り続け、テアナウの土産センターでトイレ休憩し、引き続き草原、牧場の中を走り続ける。朝通ったばかりの風景だが、記憶の中で懐かしさを覚える。既視感というものだ。

女王の町「クイーンズタウン」があるのだから、当然「王様の町」もある。それは「Kingston」という町で、今は寂れた田舎町になっているが、昔はインバーカーギル(Invercargill)の港からこの町まで鉄道が引かれ、この町が終点駅になっていて、人々は船に乗り換えて、ワカテイプ湖を渡りクイーンズタウンまで行っていた、とのことである。

昔は鉄道駅の町で、且つ湖面に面し、クイーンズタウン間を往復する水上船で賑わっていたとのことだが、今は人口の少ない平穏な田舎の町となっている。が、人口の少ないNZ人が日本人よりも遥かに偉いのは、この廃線になった鉄道軌道敷を、レールを取り払ってサイクリング道にしていることである。元々鉄道の線路だったから平坦部が多く、自転車でも走り易いのだろう。何人かサイクリングしている人々がバスと並行して走っていた。人口が横浜市程もなく、税収も限られていると思うが、そんな中でも、国民の健康とレジャーの為には出費を惜しまない。健全な税金の使い方を垣間見る思いもした。

ここからは左手に湖面を眺め、右手には恐ろしい程の岩山リマ―カブルを眺め、30分程走行し、クイーンズタウンの街中に入り、昨日と同じヘリテージ・ホテルに午後の、まだ明るい時間帯にチェックインした。連泊は荷物の整理がなく、楽で良い。



雨が上がり、キャビンの上の屋上甲板に出てみる。
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ああ、海岸線も間近だ。
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雨上がりの断崖。駿河湾、大瀬岬と戸田の間の海岸を思い出す。
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雨で滝の水量も増えているか・・
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あ、ラッコかアシカがいるのかな・・
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ミルフォードのクルーズを終え、再び同じ道を引き返す。最高地点のトンネル付近。
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カールの窪みが海に向かって落ち込んでいる。前方に赤く見える場所は、赤い苔だ。
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山には相変わらず雨雲がかかっている。
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