
上海市場が8%を越える大暴落。先週来、連日の暴落で、既に4月以降の異常相場は元値に戻った。中国経済が不安視され、各国市場が大幅安に連鎖している。今日の東証も昨日に続き、不穏な情勢。が、20,100円でギリギリで押し留まり、反転する。11時から始まった上海市場も、昨日程の暴落はないようだ。
同時に円高も進み、NZドル一時81円30銭台まで下落。株式も為替もTight Ropeの状態で、緊張の連続だったが、漸く、緩み、本日終了。
夕方からNZドルが急回復。82円台まで戻す。理由は判然としないが、自分の身方では、これはTPP交渉が大幅に進んでいることの反映とみている。中国市場軟調で、その影響をもろに受けたNZ経済だが、今度は逆に、日本が関税引き下げに向かえば、中国に代わる市場として日本が浮上する。市場関係者は、そうしたTPP妥結が近いと読んで、NZの巻き戻し、買い戻しに動いているのかも知れない。
この先、どこまで戻すかが問題だが、下値で85円、TPP妥結となれば、90円まで戻すかも知れない。いずれにしても楽しみだ。
朝から参院特別委。今日は民主党の福山哲郎、大野元博の質問。本案は憲法違反を正面から攻撃。衆院では殆ど議題に出なかった憲法違反問題を正面から据えての攻撃。国民としては、当然のことだ。当方が自民党に投票したのは、憲法違反をしてまでも法律を通そうとする政党に入れた訳ではない。
総理は、新競技場問題で、一歩立ち止まり、白紙に戻す白馬の騎士の役割を果たした。今次法案、参院で否決された後に、衆院で再可決を目論んでいるようだが、大局観のある総理、ここはひとつ、再可決を見送る勇気を持ってもらいたい。
