ちゃおチャオブログ

日々の連続

2.25.(火・晴れ)TPP不発。東証反発。中国理財問題。

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4日間のシンガポールTPP交渉、最終合意を見ずに、甘利担当相、手ぶらで帰国。国と国の利害が対立する問題、合意を見るのは大変だろうが、アベノミクス、第3の矢、国の解放と貿易立国、を推し進めて行く為には、日本が率先して取り組まなければならないが、農業団体等の圧力に屈し、先に進まない。
農産物を完全自由化したら、日本から農業が無くなるか? 農家が皆潰れ、誰も農業をする人がいなくなり、日本の国土は荒地に変わるのか?
そんなことはない。自由化しても、政策、政治により、今以上の農業先進国になるかも知れない。
戦後直ぐ、日本が貧しくブラジル、中南米に農業移民で出て行った逆をこれからの日本が政策として取り入れれば、日本の農業は衰退することはない。
諸外国から、農業研修員、或いは移民者として受け入れ、今までの農地を日本人高齢者を補う形で、従事させれば、今以上の効率的な農業経営が成り立つだろう。勿論、農業法人も認め、企業家に農業経営をさせることだ。
農業団体の圧力により、閉鎖的な日本の農業を、このTPPの場を借りて、一気に打破しなければ、アベノミクスの第三の矢は放たれない。
総理も甘利氏もこの点は充分理解している筈だから、後は、実行力だけの問題だ。いつまでも護送船団方式で進んで行ったら、日本は、激動の世界から置いてきぼりを食ってしまう。4月オバマ来日までには、何としても妥結しなければならない。TPPは第三の開国、と言っていたのは、安倍総理自身ではなかったのか! 憲法問題、集団安保に精力を注ぐのも良いが、日本経済再生に向けて、再度、目を向けるべきである。
 
 
ウクライナ問題が収拾に向かい、ロシアも強行手段を取るタイミングを失し、世界の不安材料が減少し、各国の市場は歓迎し、上昇しる。東証も213円高で、15000円台をキープ。1ヶ月振りの高値で終了した。
問題は中国で、理財商品の燻りが尾を引き、上海総合は今日の2%以上の下げ、4日連続の続落だ。中国問題が世界市場に影響を及ぼしていないのが不思議だが、中国に関しては良く見えない。
 
夕方から三島歯科。徐々に進んではいるのだろう。
 
 
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