ちゃおチャオブログ

日々の連続

10.5.(月・晴れ)TPP妥結。ノーベル医学賞、大村智博士受賞!

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丁々場のTPP交渉が漸く妥結した。問題は米国議会承認だけだが、90年前の国際連盟非加盟の悪夢は今回はないだろう。利益集団の議員連中は色々な文句を付けるかも知れないが、大統領が押し切るだろう。
懸念が一つあるとすれば、アジアで2番目の人口大国インドネシアが入っていないことと、元気なフィリピンだ。この2カ国を引き込まなかった理由が分からない。韓国を入れなかったのは正解だ。入れば又日本の足をひっぱり、お株を奪う。もうこれ以上、バカを見たくない。韓国はこの先中国と仲良くやれば良い。

漸く30-40年かかって環太平洋の自由貿易圏ができた。物、人、お金が自由に行き来する経済圏だ。半世紀前に日本が提唱し、今漸く実現しつつある。経済の一体化。日本はそのリード役になる、今日はその幕開けの第一歩だ。

夕方は、更にこれ以上のビッグニュースが飛び込む。元北里研究所長の大村智博士が、ノーベル医学賞の栄誉に輝いた。23人目の受賞者。又一人誇りに出来る日本人が現れた。総理も即座に祝電の電話を入れる。当然のことだ。1億2000万国民が皆等しく祝意する。
博士の偉い処は、単に業績だけでなく、莫大な特許料を得たお金で、地元に女性画家に特化した美術館を作り、自身の持っていた絵画共々地元の韮崎市に寄贈し、更に、温泉施設まで作っていることだ。
どれだけ莫大な特許料が入るか知らないが、お金が価値ある目的で使われている。こうした日本人が増えてくれれば嬉しい。

ケチなのは西武の堤で、一時は世界の長者番付トップに登る位の大金持ちだったが、ケチ臭くて、寄付とか、財界活動、社会貢献など、金のかかることは一切していない。
鎌倉霊園に、壮麗な墓所を作り、毎度ヘリコプターでお参りに行っていたが、会社が左前になって、その墓所は、密かに出身地の近江に移された。
江州商人と甲州商人、同じようなケチ商人と言われているが、この二人を見る限りでは、大違いだ。これからは、甲州気質は、相当に見直されなければならないだろう。

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