ちゃおチャオブログ

日々の連続

顕鏡寺の白蓮さんと石老山(11)最終稿・下山。

大明神展望台から眼前の相模湖、高尾を眺め、再び樹林帯を通り下山する。
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展望台からは凡そ30分、漸く登山口に到着。登山者の使用した木の杖が置かれていた。
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今日1日、良い山歩き、墓参りができた。
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相模湖キャンプ場にやってきた。まだオープン前か、利用客は誰もいないようだ。
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車道に出ると、正面にレジャーランドの大観覧車が見えてきた。
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車道から今歩いて来た石老山を眺める。
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この登山記は先月6月19日の記録であるが、この記事を書いている今日7月16日は新暦のお盆、送り火の日。東京お盆である。そのお盆にあやかって高尾山へ登り薬王院にお参りし、帰り相模湖へ出たが、丁度先月登ったこの石老山を正面をに眺め、灌漑一入だった。2か月続けて結構な山歩きができるようになった。さて、その石老山登山記、今日10回目にしてようやく最終稿となる。

大明神展望台は、凡そ10坪ほどの整備されたテラスになっていて、ベンチやテーブルも置いてあり、目の前の相模湖とその先の高尾山系の大パノラマを眺めながら休憩するには、最高のロケーションになっている。ここまで下山してくれば、後は市街地のバス停までは1時間も掛からない。安心感も生まれるのだろう。当方が着いたときには、既に先客がそのテーブルで団らんしている。初夏の風のない午後、日差しも強くなく、気持ち良い時間を過ごしているようだ。テラスの鉄柵に寄り掛かって高尾山系を眺めていると、後続のグループもやってきたので、それを汐に下山する。

ここから先約30分、再び鬱蒼とした林の中に入るが、顕教寺からの登り斜面は植林された杉などで山が整備されているが、こちらの下り斜面は自然林のような広葉樹なども多く、密林状態に繁っている。土地が肥えているようだ。小さな渓流などもあり、その樹林帯を抜けると、相模湖キャンプ場に出て、そこから先は一般車道になる。まだ夏休み前なのか、キャンプ場には人影もなく、淋しいものだ。自分はよく裏高尾を登山するが、その麓にある森林博物館に併設されたキャンプ場は、春夏秋冬、大体何人かのキャンプ客を見かけるが、この相模湖は都心部からは遠いので、人気は限られているのだろう。

相模湖駅に行くバス停の途中に、湖面を横切る渡船乗り場もあるが、当方一人、他に客もなく出航までにどれ程待たさせるかも分からず、渡船代600円は魅力的ではあったが、そのままバス停に向かった。3時半、バスはそれ程待たずにやってくる。目の前の相模湖レジャーランドの大観覧車もゆっくり回っている。朝もバスは母親連れの小さな子供達でいっぱいだったが、そのバスの時刻に合わせ、目の前のレジャーランドから大勢の子供達がやってくる。子供料金50円。相模バスもサービスに努めているようだ。

バスに乗って10分、駅前のストアでロング缶を1本買ってホームに向かう。今日1日良く歩いた。先月城山から相模湖へ下りた時よりは少ないが、それでも2万歩以上は歩いている。帰宅後、総歩数をチェックしたら23,198歩となっていた。NHK朝の連ドラ「花子とアン」の中の仲間由紀恵演ずる白蓮さんのお墓がここ石老山顕鏡寺にあると知り、Takaさん初め何人かに言葉をかけてみたが、脚力の問題、時間の都合等もあり、結局今日一人で来ることになったが、それはそれで静かな山歩きが出来、以前の登山の事など思い出し、楽しい1日となった。今度は逆回りでこの山に来ても良いか・・・
                                     (完)


展望台から約1時間、国道のバス停に着いた。正面はレジャーランドだ。
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バス停の向かいの神社には見覚えがある。
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日曜日でもバスの本数はかなりあるようだ。
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電車の出発時刻まで少し時間があったので、駅前の相模湖展望台に出る。
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湖の向こうに石老山が見える。展望台はどの辺りだろう・・
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相模湖町の向こうに高尾の山々も見える。今度は高尾の縦走してみよう!
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