ちゃおチャオブログ

日々の連続

7月26日(火・曇)津久井のサイコパス。都知事選、鳥越へ。



神奈川、津久井湖のすぐそばの障害者施設で今朝未明、戦後最大の凶悪事件が発生した。重度障害者19名をナイフで刺し殺した26歳の青年、植松聖。サイコパスの確信犯だ。とうとうここまでやってきた。毎日世界各地で自爆テロによる犠牲者数百人と報じられる中、人の死に対する意識は鈍麻し、一人殺そうが10人殺そうが、或いは50人殺そうが、全く同じ感覚になり、そこには罪悪感などはない。否むしろ目的を達成したと言う高揚感に満たされている。ニース事件犯人、バングラデシュ犯人なども同じような感覚だっただろう。大戦時の神風特攻隊のような悲壮感、使命感などはどこにも無く、単に社会への恨みつらみ、反感憎悪が増大した結果の社会への復讐行為なのだ。だから、達成後の高揚感が大きく、目的を達成した後にはその場で射殺されても良いと思っている。彼等には元々社会の中で皆と仲良く生きて行こうなどの夢や希望はある日を境に裁ち切られてしまっているのだ。

植松の場合はサイコパスというよりソーシャルパスと言った方が当たっているかも知れない。何不自由ない教師の家で生まれ育ち、両親からも期待がかけられた。だが彼はその期待に答えられなかつた。強い葛藤の中で親子関係は破綻し、今日の結果を招いた。彼をソーシャルパスに追い込んだ最大の原因は親にあつただろう。
この先彼のような狂信者が社会に溢れ、50人100人の大量殺人も珍しくない世の中がやって来るだろう。あたかもそこは中東の無法地帯であるかのように。恐ろしい時代を予感する、、


今日の予報は雨との事だったが雨にもならず、午後市役所へ行き、期日前投票を済ます。過去3回自公には裏切られてきて、今回は自公以外を選択。小池がリードしていて、小池知事の可能性が高まっているが、鳥越に入れた。宇都宮が出ていれば、宇都宮に決まりだっただろうが、野党連合はバカな選択をした。元々都知事の椅子は欲しくなかったのだろう。