ちゃおチャオブログ

日々の連続

湘南ウオーク35キロ(5)長者ケ崎での昼食。

葉山御用邸を過ぎた直ぐの所に標識があり、城ケ島まで18キロと出ている。全行程の丁度半分を歩いて来たことになる。
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長者ケ崎までの1キロほどの登坂をへとへとになって登りきる。
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ここは見晴らしの良い場所で、広い駐車場の奥に1軒古びた感じのドライブインがあり、ここでお昼を食べることにした。
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今回ウオーキングの発案者且つリーダーでもある鳥山さんの作成した行程表によれば、大船駅前から鎌倉八幡宮までは4.8キロ、八幡宮からここ葉山御用邸までは9.2キロ。合計15キロを休憩時間を除いて3時間45分で歩くことになっている。歩行速度は時速約4キロだ。当初の計画では7時45分に大船を出発し、ここ御用邸には11時半に到着する予定になっていたが、電車の遅れでスタートが30分程遅れ、今は既にお昼近くになっている。御用邸周辺の葉山町街道筋には昼食を取る場所もなく、最初の計画通り、ここから数キロ先の長者ケ崎のドライブインまで歩くことになった。

御用邸を通り過ぎて少し行くと国道の標識が出ていて、見ると、城ケ島まで18キロ、三崎まで17キロと出ている。行程表の35キロからすると丁度半分の距離だ。葉山の町を抜けて、長者ケ崎までの凡そ1キロは緩やかな上り坂になっている。もう足もへとへと。当初自分がこのウオーキングに参加した際の気持ちでは、半分でも歩ければ上出来。半分歩いたら後はバスで先回りして、城ケ島で皆さんを迎えよう、との考えだったが、取り敢えずはドライブインで昼食を皆さんと共にしようと、最後の頑張りで、坂道を上る。

長者ケ崎は小さな岬になっていて、丁度そこが葉山町横須賀市の境になっている。この場所で店を開いてもう何年になるだろうか、年老いた老夫婦二人で切り盛りしている小さな食堂は10数人も入ったらもうすぐに満席になり、店内には先客もいて、一時は別の店にしようかとの提案もあったが、付近には食べる場所もなく、半数は外で食べることにして、ここで昼とする。各自それぞれチャーシューとか牛丼、当方はエビピラフをお願いした。

窓の外、岬の上を飛び交うトンビを眺めながらの30分程の食事休憩は疲れを癒すには十分な時間で、昼食後の出発前、岬の上から眺める三浦半島の先端部、城ケ島灯台、その手前の油壷の海、等を見ていると、指呼の間、とまでは言わないまでも、目標が定まり、歩いて行けるかも知れない、との希望と自信も湧いてきた。遅れ遅れの歩行で皆さんにはご迷惑を掛けるが、その迷惑も顧みず、付いて行くことにした。

出発間際、ドライブインの老夫婦に今朝大船から歩いて来て、ここから更に城ケ島で歩いてく、と話したら、眼を丸くして「あれ!まあ!」としか言えず、言葉を失っていた。この場所に店を開いて40年50年になるだろうが、今までそんなお客はいなかった、というような顔付きをしていた。老夫婦の声援に見送られ、午後の歩行を開始した。



見晴らしが良く、午前中歩いて来た海岸線が見渡せる。中央奥には江の島も見える。
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18キロ長い道のりだった。
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眼下の漁港と、岬の上を飛び交うトンビに疲れを癒される。
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前方、三浦半島先端部と油壷の海が見える。残り18キロ。頑張ってみよう!
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