
昨日の日曜日に行われたフランス大統領選、最右翼のルペンと中道のマクロンとの決選投票。右傾化に危機感を抱いた国民の多数がマクロンに投票し、66%対33%のダブルスコアで勝利した。フランス人には第2次大戦中に受けた反ナチの苦い思い出が国民感情の中に深く染み込んでいるに違いない。戦争で同じような悲惨な目に遭った日本人の多くが、戦争の惨禍をDNAの中に引き継いでいない。忘れやすい日本人。苦しみの中から逃れる最善の手段は忘れることだ。
今日は久しぶりに朝から国会中継。午前中いっぱいと午後は3時まで。森友、籠池傍聴席へ。相変わらずの森友問題。総理は相変わらず明恵夫人をかばっているが、夫人が関与していたことは明らか。総理は以前国会の場で、「自分と妻に少しでもかかわりがあった際には総理も辞め、議員も辞める」と大見えを切ったのだから、総選挙し、国民に信を問うべきだ。今の民主の状態なら、再びの自民圧勝は間違いなだろう。
但し、選挙には莫大な費用がかかり、そうした無駄で無意味な税金を使用することに至った原因は総理夫人にあり、その点を深く認識しているのであれば、選挙の勝ち負けに拘わらず、すっきりと総理を辞職すべきだ。
フランス大統領選の結果を受けて、今日の東証、大幅高。450円高で19、895円まで伸ばす。売買代金も3兆円を超す。2万円越はもうすぐだ。当方、日経225の清算、いよいよ今週に迫った。困ったがやむを得ない。粛々と日は進む。
