ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.15.(火・小雨)終戦記念日。東証反発。インパール白骨街道。

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72回目の終戦記念日、武道館にて陛下をお迎えし、慰霊祭が行われる。「深い悲しみを新たにし、深い反省と共に、世界の平和と我が国の発展を祈る」。去年と全く同じ内容のお言葉を述べられた。陛下のお気持ちは生涯にわたって、終生変わらないのだろう。
さて、平成から次の代の陛下になった際に、どんなお言葉を述べるのか、或いは、こうした慰霊祭が陛下を招いて行われるのか・・。

昨日の金さんの発言、「グアムに4発撃ち込む準備はいつでもできているが、今すぐではなく、米国の出方を見てから、判断しよう」との強硬姿勢から一段トーンを落とした発言を好感し、世界の市場は急反発。危険は去ったかの思惑で、昨日までの下げを回復。東証も216円上がり、19、753円で終了。しかし、まだもやもやは消えた訳ではなく、2万円越えには至っていない。

夜はテレビで忙しい。NHKが7時半から「戦慄のインパール」、4CHではWBC世界戦、山中慎介の13連勝の記録の掛かったバンタム戦。更には9時からの7CHでの鑑定団。
山中、相手のメキシカンの強烈なパンチにダウン寸前、サイドからタオルが投げられ、TKO負け。当然勝つと思って見ていたが、相手の方が勝っていた。メキシカンは強い。

インパール作戦には過去1-2冊の本を読んだりしていたが、今日、NHK特集を見ることによって、改めて杜撰な、兵隊軽視の、部下の意見を全く聞かない軍上層部の独善的な独りよがりの戦いだったことを改めて思う。
最大の戦犯牟田口廉也が自決もせず、戦後までのうのうと生き延び、この作戦の正当性を最後まで主張していた映像を見ると、遺族の心情を察するに余りある。こんな下種な男が中将に上り詰め、軍の指揮官になって、兵隊を紙屑のように死地に追いやり、恬としている。これが帝国陸軍のトップ、軍を指導していた人物かと思うと、情けなくなる。日本は彼のような自分勝手な、利己主義の男に潰された。彼のような下種の人間が310万人もの人々を殺した。今日の慰霊祭の陛下のお言葉を思った。

お宝鑑定、書道の先生が一山売って家康の書として買った掛け軸が全くの偽物で、僅かに3000円。まあ、先生とはそんな人かも知れないが・・。


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